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ホーム> 介護のお役立ち情報> 介護用品・福祉用具のレンタルお役立ち情報> 電動ベッドの特徴とメリット・デメリット、後悔しない選び方を紹介
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介護用というイメージが強い電動ベッドですが、近年は質の高い睡眠やリラックスを求める方の間でも注目を集めています。しかし、電動ベッドは高額なため、特徴や後悔しない選び方を事前に詳しく知っておきたいと考えている方は多いでしょう。
本記事では、電動ベッドと介護ベッド(特殊寝台)の違いのほか、電動ベッドの特徴やメリットをご紹介します。また、電動ベッドに向いている人や、後悔しない選び方も併せてご紹介するため、電動ベッドの利用を検討している方はぜひ参考にしてください。
電動ベッドとは、背もたれ部や脚部の角度、ベッドの高さなどを電動で調整できるベッドのことです。
日本では介護の負担軽減を目的とした介護ベッド(特殊寝台)のイメージが強いですが、海外ではリラックスして過ごすための一般的な家具としても、電動ベッドが広く普及しています。
近年は日本でも、介護用途に限らず、よりリラックスできる環境や質の高い睡眠を求める一般の方からの人気が高まっています。
電動ベッドは介護ベッドと混同されがちですが、設計目的が異なります。電動ベッドは快適な睡眠姿勢の確保が目的であるのに対し、介護ベッドは起き上がりや車椅子への移乗など日常生活の支援のほか、介助のしやすさ・安全性を重視しているのが特徴です。
電動ベッドは背上げ・脚上げ調整が基本機能ですが、介護ベッドは全体の高さ調整機能も付随している場合が多くあります。また、介護ベッドはサイドレールの取り付けなど、安全に配慮した機能を備えています。
介護ベッドをレンタルする場合、介護保険が利用できることもあります。
ここでは、電動ベッドの導入で得られるさまざまなメリットを紹介します。
電動ベッドの主なメリットは、背上げ機能や脚上げ機能、高さ調整機能などにより、ベッドの角度を自由に調整できる点です。この機能を活用すれば、テレビの視聴や読書などをより快適な姿勢で楽しめます。
インテリアに調和するデザイン性の高い電動ベッドを導入すれば、就寝時はベッドとして、日中はソファとしても自然に使用でき、部屋のスペースを有効活用できます。
なお、電動ベッドはモーター数により独立して動かせる部分が異なるため、購入・レンタルの前にはどの部分をどのように動かせるのか、必ず確認しておきましょう。
病気や怪我、高齢などで体力が低下すると、ベッドからの起き上がりや立ち上がりを困難に感じるケースがあります。電動ベッドの機能を活用することで、起き上がりや立ち上がりの動作をスムーズに行えるでしょう。
電動ベッドがあれば、寝たきりの状態が続くようになった際にも、生活の質を保ちやすくなります。例えば、電動ベッドは背上げや脚上げ機能により体位交換や体の位置の調整が可能です。長時間同じ姿勢でいることで起こりがちな褥瘡(床ずれ)や関節拘縮、むくみなどの予防につながります。
呼吸器系の問題がある方は横になると苦しく感じることがありますが、背上げ機能で上半身を少し起こした姿勢で寝ることで気道が確保されやすくなり、息苦しさやいびきの軽減が期待できます。
また、逆流性食道炎で横になったときに胃酸が逆流して胸焼けがする、胸が痛む、咳が出るなどの症状が出ている方も、上半身を起こして寝ることで症状の軽減が期待できます。
このように、いびきや逆流性食道炎が気になっている方には、電動ベッドの利用が選択肢の一つになるでしょう。
電動ベッドの脚上げ機能などで寝姿勢を調整すると、血行が改善され、疲労回復が促進される可能性があります。また、ベッドで長時間同じ姿勢で寝ていると脚がむくみやすくなりますが、脚上げ機能などを使えば脚のむくみを効率的にケアできます。
電動ベッドは、ご家族などの腰痛予防にも役立ちます。例えば、電動ベッドの高さ調整機能を使ってベッドを適切な高さに調整することで、腰をかがめることなく介護が行えます。電動ベッドの導入により、ご利用者さまだけでなくご家族などの負担も緩和できる点は大きなメリットです。
電動ベッドは長くベッドの上で生活することを想定して設計されており、多くの場合、通気性に優れたマットレスが採用されています。また、電動ベッドの多くは脚が長めに設計されているため、ベッド下の掃除がしやすく、ベッド周りの清潔さを保ちやすくなっています。
電動ベッドの導入後も、寝室を快適で衛生的な状態に維持しやすい点はメリットといえるでしょう。
次に、電動ベッドを利用するうえでのデメリットを紹介します。
電動ベッドは構造が複雑なため、一般的なベッドと比較すると価格帯が高めです。1モーターのシンプルなモデルは10万~30万円程度が相場で、2モーター以上の高機能モデルは、20万~50万円ほどするものもあります。そのため、機能を活用しきれない場合や使用頻度が低い場合、普通のベッドで十分だったと思うこともあるかもしれません。
ちなみに、介護ベッドであれば、非課税になるものや補助金・助成金を受けられるものもあります。費用を抑えたい場合は、補助金の活用やレンタルを検討してもよいでしょう。
一般的なベッドには、ダブルサイズやクイーンサイズなどの大きなサイズがあります。しかし、電動ベッドの場合は、シングルサイズやセミダブルサイズなどの小さなサイズが中心です。
また、電動ベッドは内部機構の関係で、デザインの自由度が一般的な固定ベッドより制限されがちです。インテリアにこだわる方は、物足りなさを感じることがあるかもしれません。
ただし、機能重視のシンプルなデザインが主流である介護ベッドに比べると、電動ベッドのほうがデザインの選択肢は広がります。
電動ベッドはモーターなどの機構が搭載されており、一般的なベッドと比べて大きく重いため、搬入や設置に手間がかかる傾向があります。一度設置すると、模様替えも気軽には行えなくなるでしょう。
電動ベッドの購入・レンタルを検討する際には、搬入経路に問題がないか、設置予定場所が適切かどうかを確認しておくと安心です。
また、電動ベッドが正常に動作するためには一般的なベッドより広いスペースが必要になり、コンセントの位置も含めてレイアウトを事前に考える必要があります。
電動ベッドは長期間使用していると、背上げや脚上げ、高さ調整などの機能が動作しなくなることがあります。故障時の対応はメーカーや購入・レンタルした店舗によって異なるため、導入する際には、故障時のサービス内容や条件を確認しておくとよいでしょう。
停電時の取り扱いにも注意が必要です。停電時は電動ベッドが使えなくなるため、まずは安全確保のため電源プラグをコンセントから抜きます。長時間の停電でベッドを水平に戻したくなったときは、無理に動かそうとせず、取扱説明書を確認してから操作しましょう。
電動ベッドには、ベッドのフレームとマットレスが一体化しているタイプがあり、マットレスのみを交換できないケースがあります。
マットレスを交換できるタイプでも、一般的なベッド用のマットレスは基本的に使用できません。電動ベッドの動作に合わせて曲がる、リクライニング対応の専用品を選ぶようにしましょう。
電動ベッドを選ぶ際にはマットレスのみを交換できるか、どのようなマットレスと交換できるかをあらかじめ確認しておくと安心です。
ここでは、電動ベッドの利用が向いている人・向いていない人のそれぞれの特徴を紹介します。
電動ベッドは介助が必要な人だけでなく、幅広い世代におすすめです。以下のような人には特に適しているといえるでしょう。
● 起き上がりがつらい:足腰や全身の筋力に不安があり、立ったり座ったりの動作を楽に行いたい人
● ベッド上で過ごす時間が長い:ベッドで楽な姿勢をとりながら読書や映画鑑賞を楽しみたい人
● いびき・息苦しさがある:横になる際に上半身を少し起こして気道を確保したい人
● 将来的に介護の可能性がある:介護が必要になった際、高さ調整機能を活用するほか、サイドレールを後付けで設置するなどして介護ベッドとして使用したい人
一方で、以下のような人には一般的なベッドがおすすめです。
● ベッドを寝るだけの用途で使用する:電動ベッドのリクライニング機能をあまり使わない可能性がある人
● 部屋が狭い:自宅に電動ベッドの背上げや脚上げの可動部分が動作するための余分なスペースがない人
● 頻繁に模様替えしたい:電動ベッドは重量があり頻繁な模様替えには不適と考える人
● 価格を重視したい:電動ベッドは一般的なベッドと比較して高額なため、価格を重視したい人
電動ベッドには、モーター数やマットレスなどさまざまな違いがあります。状況に応じて最適なものを選ぶことが大切です。
ここでは、電動ベッドの選び方を簡単に紹介します。
電動ベッドの稼働にはモーターが使われており、モーターの数によって電動ベッドの特徴は変わります。
● 1モーター:背上げ機能や脚上げ機能、高さ調整機能のうちどれか1つのみ、もしくは複数を連動して動かせる
● 2モーター:背上げ機能や脚上げ機能、高さ調整機能のうち2つを個別に動かせる
● 3モーター:背上げ機能や脚上げ機能、高さ調整機能のすべてを個別に動かせる
● 4モーター:背上げ機能や脚上げ機能、高さ調整機能に加えて寝返り補助機能、ヘッドアップ機能などがある
このように、モーター数が多くなるほど細かな調節が可能ですが、その分価格も高くなるため予算とのバランスを考慮して選ぶことが大切です。
なお介護用途では、2モーター以上の電動ベッドの利用が多いといわれています。ただし、介助される方の負担を軽減するためには、3モーターの電動ベッドがおすすめです。
何のために電動ベッドを使用するのか、目的を明確にすると選びやすくなります。将来的に介護を目的とするなら、体位変換をしやすくしてご利用者さまの床ずれのリスクを軽減すること、介助される方の足腰への負担を軽減することなどを重視します。具体的には、3モーター以上で背上げ、脚上げ、高さ調整が独立して動かせるタイプがよいでしょう。
リラックス目的なら、ソファのような感覚で読書やテレビ鑑賞ができることが条件となります。2モーター以上で背上げと脚上げが別で操作でき、それぞれが細かく調整できるものがよいでしょう。
睡眠の質を向上させたい方は、体への圧力が分散されて寝返りが打ちやすくなるよう背と脚を少し上げられること、胃酸の逆流を防いだり、睡眠時無呼吸症候群の症状を緩和したりするために上半身を上げられることなどが条件になります。そのため、体を包み込むようなポジショニング機能がある電動ベッドや、リクライニング対応の柔軟性・耐久性のあるマットレスを利用するとよいでしょう。
マットレスには、コイルを使用したコイルタイプと、コイルを使用していないノンコイルタイプ、エアマットレスがあります。
以下はそれぞれの主な特徴です。
● コイルタイプ:寝返りしやすく、通気性に優れている
● ノンコイルタイプ:体にフィットしやすく、軽量で取り扱いやすい
● エアマットレス:マットレスに空気を出し入れできるため通気が良く、蒸れを防ぐ。また、体圧分散効果により床ずれの予防にもつながる
さらに、コイルタイプ、ノンコイルタイプ、エアマットレスごとに種類があり、特徴も異なります。
電動ベッドの稼働時に壁や家具にぶつからないよう、周囲に最低60cm以上のスペースを確保します。ヘッドボード側は、配線とメンテナンスのために壁から10~15cm離しましょう。フットボード側も、足もとが上がる場合を考慮して十分なスペースをとります。
電動ベッドは一度設置すると移動が難しいため、将来の介護や模様替えを考慮して配置を決めることが大切です。
万が一の際に備えて、購入・レンタル後の修理対応や保証内容を確認しておきます。長期使用を考えて、費用対効果が高いモデルを選びましょう。
電動ベッドは電気を使用する仕組みのため、以下のような安全機能がついていると安心です。
● 挟み込み防止機能
● 停電時の手動操作機能
● 誤操作防止のロック機能
また、転倒の危険性がないか、ベッドの耐荷重が十分かも確認しましょう。
電動ベッドは快適な睡眠姿勢の確保を目的としており、リラックス効果のほか、いびきの軽減や血流の改善など、健康面で多くのメリットがあります。高さ調整機能を活用することで、介助される方の負担も軽減できるでしょう。
電動ベッドの背上げ、脚上げ、高さ調整の機能は、モーターの数によって異なります。また、マットレスにも複数の種類があるため、電動ベッドを導入する際には、自身の状況や目的に合わせて適切なモーター数やマットレスタイプを選択しましょう。
「ダスキンヘルスレント」では、電動ベッドの販売を行っています。電動ベッドについては、介護保険の対象外のためレンタルの取り扱いはありませんが、介護ベッドについてはレンタルを行っています。介護保険を使ったレンタルはもちろん、保険適用外でのレンタルにも対応しています。
マットレスに関しては、体にフィットしやすいノンコイルタイプや体圧を分散するエアマットレスなどを各種取りそろえています。製品選びについての疑問などがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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