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介護のいろは お困りごと編 便秘になりやすい方に

介護のお困りごと編便秘になりやすい方に

自然なお通じに必要とされるのは、①直腸の収縮力、②腹圧、③重力の3つだといわれています。①と②は加齢とともに弱くなり、さらに運動不足などが重なって便秘になりやすくなります。

便秘がもたらす症状

  • 症状[1]

    おなかが重く張りつめ、時には腹痛や嘔吐も。

    誰しも経験があることでしょうが、便秘になるとおなかが張り、なんともいえない不快感が続きます。ひどい場合は腹痛や吐き気、嘔吐などをひき起こすことも。慢性的な便秘は痔、肛門裂傷、脱肛などを伴うこともあります。

  • 症状[2]

    食欲不振や不眠、イライラの原因に。

    便秘が長引くと、食欲不振や慢性疲労、倦怠感などが起きやすくなります。また、集中力の低下やイライラ、不眠、不安など、さまざまな精神症状をひき起こすきっかけにもなります。「便秘ぐらい」と軽く考えず、毎日の便通をチェックする習慣を身につけるようにしましょう。

  • 症状[3]

    便秘の種類により排便時の症状が異なることも。

    便秘にもいろいろな原因と種類があります。女性やご高齢者に多い「弛緩性便秘」は、「何日も出ない」「下剤を飲まないと出ない」のがおもな症状。ストレスが原因の「けいれん性便秘」は腹痛を伴い、残便感が残ります。「胃・大腸反射」の低下により起きる「直腸性便秘」は、「いきまないと便が出ない」「排便後もすっきりしない」などの症状が現れます。

便秘になりにくい生活習慣

  • ポイント[1]

    朝食後、トイレに座る習慣をつけましょう。

    便秘になりやすい方には、意識して排便習慣をつけるようにしましょう。人の体は胃に食べ物や水分が入ると、「胃・大腸反射」が起き、大腸が蠕動運動をはじめます。すると便が直腸へと送り込まれ、排便へとつながります。この反射がもっとも起きやすいのは朝食後。そのため、毎日の朝食後に便意がなくてもトイレへ行き、時間をかけて排便を待つ習慣をつけるようにします。

  • ポイント[2]

    適度な水分、食物繊維豊富な野菜中心の食事を。

    水分が不足すると便秘になりやすいため、充分に水分を摂るようにします。ただし、糖分の多いジュース類はなるべく避けること。食事は食物繊維の多い野菜を中心にすると、便がやわらかくなり、腸が刺激され蠕動運動が起きやすくなります。ほかに脂肪、果物、海藻などもメニューに採り入れましょう。

  • ポイント[3]

    散歩や体操などの運動がご高齢者の便秘解消に。

    運動不足は新陳代謝が落ち、便秘になりがちに。そこで適度な全身運動をすると、腸に刺激が与えられ、便秘解消に効果的です。とくにご高齢者の場合、散歩や体操などの軽い運動でも効果が期待できます。歩くのが難しい方には、朝、横になったまま手足を動かす運動や腹式呼吸をすると良いでしょう。

ガンコな便秘への対処法

  • 対処[その1]

    病院や施設でも行われる「の」の字マッサージ。

    生活習慣に気を配っても解消されないガンコな便秘には、腸に刺激を与え、排便を促す「の」の字マッサージを試してみるといいでしょう。手のひらでおなかを押さえ、時計回りに「の」の字を描くように何度も動かします。衣服の上からでもかまいません。

  • 対処[その2]

    安易な便秘薬の乱用はNG。医師に相談して、正しい用法・用量で。

    便秘になると安易に下剤に頼る人が少なくありません。しかし、便秘にもそれぞれ原因が隠れており、処方するべき薬が違っていたりします。便秘が何日も続いたり、ご本人が苦しがっておられる場合は病院を受診し、医師の指示に基づいて薬を服用するようにしましょう。

  • 対処[その3]

    温水洗浄便座のシャワーで肛門まわりを刺激します。

    健康な人でも経験することですが、温水洗浄便座のシャワーで肛門付近を刺激すると、肛門括約筋がゆるみ、排便しやすくなることがあります。さらに洗浄水が肛門から直腸内に入ると、排便反射を促す効果も。便座に座ったときに排便しやすい姿勢を保てるよう、手すりがあるとなおいいでしょう。

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