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介護のいろは

  • 福祉用具の選び方

    床ずれ防止用具ってどう選べばいいの?

    ベッドや車椅子の上で長く同じ姿勢を続けると体の特定の部分に圧力がかかり、血流が悪くなって床ずれが発生しがちです。皮膚や皮下組織が壊死する床ずれは、ご利用者さまにとって、とてもつらいもの。床ずれ防止用具で予防しましょう。

  • 床ずれ防止用具ってどう選べばいいの?
ポイント
床ずれ防止用具があると、どんなメリットがあるの?
    • メリット

      01

    • 体圧を分散させ、床ずれをできにくくします。

    床ずれを防ぐには、体圧を分散させ、体圧がかかる部位を少しずつ変える必要があります。床ずれ防止用具は接触(体圧がかかる)面積を大きくすることで体圧を分散させたり、体圧がかかる部位を移動させることで、床ずれを予防します。
    体圧を分散させ、床ずれをできにくくします。
    • メリット

      02

    • 体位変換の介護が少なくすみます。

    自力で寝がえりができない方の場合、床ずれを予防するため、日に何度も介護者が体位変換をしなくてはなりません。適切な床ずれ防止用具を使うことで、体位変換の回数を減らし、介護の負担を軽くすることができます。
    付き添いの介助の負担を減らせます。
ポイント
床ずれ防止用具には、どんなタイプがあるの?
  • 「静止型マットレス」
    やわらかな素材を使うことで、体圧がかかる面積を広げます。

    静止型マットレスの中身はウレタンフォームやゲルなどのやわらかな素材。そのため、マットレスが体を包み込むようなかたちになり、体圧が分散され、床ずれができにくくなります。ほかに弾力性が高い高反発タイプもあります。
    「静止型マットレス」
  • 「圧切替型マットレス」
    電動で空気を送り込み、体圧がかかる位置を変えます。

    圧切替型マットレスは「エアセル」と呼ばれる空気の筒でできています。エアセルに電動で空気を送り込み、内部の空気を定期的に入れ替えることで形状を変え、圧がかかる部位を移動させていきます。
    圧切替型マットレス
  • 「車椅子クッション」
    おしりにかかる体圧を分散させ、車椅子での床ずれを予防します。

    素材にはウレタンフォーム、ゲル、その両方を組み合わせたものや、空気を入れて調節するエアタイプものなどがあります。厚み・形状・重さはさまざま。床ずれのリスクが高い方や長時間使うなら、ウレタンフォームよりも厚みのあるゲルやエアタイプが向いています。
    車椅子クッション
ポイント
床ずれ防止用具を選ぶときのポイント
    • ポイント

      01

    • (自力で寝がえりできる)床ずれのリスクが低い方には静止型マットレス。

    床ずれのリスクは①寝返りができるかどうか②痩せていて仙骨が出ているかどうか③関節拘縮があるか④浮腫みがあるか、などが考えられます。その中でもリスクが低い方は静止型マットレスがお勧めです。反発力があり寝返りしやすいマットレスの場合、介護も楽になります。
    自力で寝がえりできる方には静止型マットレス。
    • ポイント

      02

    • (自力で寝がえりできない)床ずれのリスクが高い方には圧切替型マットレス。

    圧切替型マットレスはさまざまなものが市販されています。体重により空気圧を調節できるもの、自動的に体位変換の切り替えができるもの、エアマットレス内にこもった熱と湿気を外部に排気し、24時間、皮膚局所の温度と湿度の状態をより快適に保つ(必要に応じてすぐに空気を抜ける緊急開放バルブ付きの)ものがおすすめです。
    自力で寝がえりできない方には圧切替型マットレス。
    • ポイント

      03

    • 車椅子クッションは床ずれのリスクに合わせて選びましょう。

    クッションは座ることができるかどうかで選びましょう。手で支えないで30秒以上座る(端座位)ことができる方はウレタン製やゲル製のやや薄めのもの、手で支えて30秒以上座ることができる方はゲル製やエアタイプの厚めのもの、端座位をとることができない方は厚みのあるエアタイプやゲル製のものがおすすめです。
    車椅子クッションは30分以内で皮膚の赤みが消えるものを。

福祉用具の選び方

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