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ホーム>介護のお役立ち情報>暮らしと健康ライブラリ>入浴前の準備と注意点
入浴は通常の生活よりも、事故や体調が変化するリスクが高まります。入浴前には、体調などを入念にチェックしましょう。また、介助者の負担を減らすためにも、さまざまな用具を揃えておくこともスムーズに入浴介助するポイントです。ひとつひとつ確認していきましょう。
目次
準備を忘れて入浴中に取りに行くと、ひとりで待たせることになり、転倒などのリスクが高まります。スムーズに入浴介助を行えるように、しっかり準備をしておきましょう。
★介助者が揃えておきたい用具
1.入浴前の声かけ
入浴することを早めに伝えましょう。直前に伝えると、嫌がってしまう場合もあります。拒否した場合は、無理にすすめないでください。タオルで身体だけを拭いたり、足浴だけにしたり、頭だけ洗うなどに留めておいてもいいでしょう。
2.空腹時や食後すぐの入浴を避ける
空腹時に入浴すると、水分が不足したり、血糖値が低下したり、めまいや貧血などを引き起こす可能性があります。また、食後すぐの入浴は消化不良につながるため、少し間を置いて入浴しましょう。
3.浴室や脱衣所を暖める
急な温度の変化で血圧が変動するヒートショックを起こす危険性が高まります。入浴前に浴室や脱衣所を温めておくことが大切です。浴槽にお湯を張ったり浴室暖房を利用して浴室を温めたり、脱衣所に小さい暖房器具を用意しておきましょう。
★ヒートショックとは・・・
ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が急激に変化し、体調が悪化することです。脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などが起こることもあります。
冬場に暖かいリビングから脱衣所に移動すると、寒さに対応するために血圧は上昇し、衣服を脱いで浴室へ入るとさらに血圧は上がり、浴槽に入ると急に身体が温まるため、血圧が低下します。
4.体調のチェック
入浴前には、必ず体調をチェックしましょう。体調が悪いときは入浴をやめ、温かいタオルで身体を拭いたり、足だけをお湯につける「足浴」をしてもよいでしょう。
《入浴前の体調チェック》
5.入浴前にトイレを済ませておく
6.お湯の温度を確認
(適温は38~40度。心臓病や高血圧の人は40度以下に)
7.脱衣所が濡れていたら拭き取っておく
8.入浴前後は、できれば水分補給
監修:排泄アドバイザー・福祉用具プランナー
管理指導者 堺谷 珠乃