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ホーム>介護のお役立ち情報>暮らしと健康ライブラリ>テープ止め紙おむつの交換(寝たきりの人)
寝たきりの人のおむつ交換は、戸惑う人も多いのではないでしょうか。羞恥心を感じられないように、プライバシーを守りながら素早く進めたいものです。また、誤った方法でおむつを交換すると漏れてしまうこともあるので、正しい方法を身につけましょう。今回は寝たきりの人のおむつ交換と注意点などについて紹介します。
目次
《準備》
《おむつの交換》
★おむつ交換後には消毒を
おむつ交換をすると、ノロウイルスなど感染のリスクが高くなります。おむつ交換時は使い捨て手袋を使用しましょう。
陰部や汚物を触った後、新しいおむつや衣類を触るときは、手袋を新しい物に交換しましょう。おむつ交換終了後、手袋を外した後も手洗いや手指消毒をしましょう。
においが気になるときは
身体に合っていないおむつを着けると姿勢を崩し、床ずれや拘縮、誤嚥性肺炎などの原因になります。
《おむつを重ねて使わない》
おむつの組み合わせは、排泄アウター(1枚)+排泄インナー(1枚)が基本です。
尿取りパッドは防水シートがあるため、2枚以上重ねても尿を吸収するのは肌に当たっている1枚目だけなので、他のパッドは意味がありません。また重ねれば重ねるほど、肌との間に隙間ができて漏れやすくなり、姿勢を崩し、床ずれの原因になります。
《夜間就寝中のおむつ交換は》
尿意や排尿で目が覚めたり、本人が交換を希望される場合は交換します。
朝までぐっすり眠りたい人は、本人の尿量に合ったしっかり吸収できるおむつを選びます。
《引っ張ったり、引き抜かない》
ずれたおむつを引っ張って直したり、交換時に尿取りパッドを引き抜くことは絶対に行ってはいけません。
引っ張ったり引き抜くことで、肌に圧迫とズレが起こり、床ずれになります。
体位交換をして直したり交換します。
★おむつ交換の前後で実施してほしいこと
1.おむつ交換前にストレッチ!
高齢者、特に寝たきりの人は関節が固まりがちです(拘縮)。おむつ交換の前に、ゆっくりと腕や足の曲げ伸ばしや、足の開脚などで関節を動かし、拘縮の進行を予防します。
(事前に医師や理学療法士にストレッチをしてよいか確認しましょう)
2.体位変換
同じ体位のままでいると、床ずれが起きてしまいます。おむつ交換後には、体位変換をしましょう。(右向きだった人は左向きや仰向けに)
3.衣類や寝具
おむつ交換時に衣類や寝具が汚れていないかを確認し、シワを整えます。(シワがあると床ずれの原因になる。)
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監修:排泄アドバイザー・福祉用具プランナー
管理指導者 堺谷 珠乃