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介護のいろは お困りごと編 日常の動作が難しい方に
日常動作に不便があると、毎日のことだけにストレスがたまりがちです。ここでは「着替えが難しい」「入浴が難しい」「目が見えづらい、耳が聴こえづらい」方へ、自宅でできる解決策をご紹介します。
関節のこわばりやまひがある方には、着脱しやすい衣服を選ぶのが原則。伸縮しやすい生地で、襟ぐりが大きく、全体にやや大きめサイズがいいでしょう。かぶり式が難しいようなら、前開き式の衣服を選びます。ボタンやファスナーが難しい方には、マジックテープ式のものがオススメです。
片まひのある方が衣服を着るときは、まひのある側から袖を通します。反対に脱ぐときは、まひのない側から腕を抜くとスムーズです。かぶり式の場合、両腕を通したあと頭からかぶり、時間がかかるかもしれませんが、できる限りご本人が自力でおこない、できない部分だけ介助者がサポートします。
歩行ができる方には、靴下と靴を慎重に選びましょう。足にむくみがあると靴下のゴムが足首を締めつけ、不快に感じますので、ゴムなしの靴下を選びます。また、靴の脱ぎ履きが大変なら介護シューズがオススメ。マジックテープの靴や、つま先・甲まで全面オープンできるタイプが市販されています。
入浴の間隔が空いたときや汗をかいたとき、濡れタオルで身体を拭く「清拭」をおこないます。清拭は身体の清潔を保つだけでなく、血行がよくなるため、床ずれ予防にもつながります。用意するのは温めた蒸しタオル。濡らして絞ったタオルをポリ袋に入れ、電子レンジで2〜3分程度加熱するだけで、簡単につくれます。
清拭の際、気をつけたいのは身体を冷やさないこと。室内を適温に保ち、拭く箇所以外はバスタオルで覆いながら進めます。拭く順は、顔→腕→胸→腹→背・おしり→足→陰部が一般的。首まわり、耳の後ろ、わきの下、ひざ裏、指の間、足裏など、汚れやすい部分をとくに念入りに拭きましょう。
座位が保てる方であれば、手浴・足浴も効果的。洗面器やバケツに38〜40℃のお湯を入れ、両手や両足を浸けていただき、石けんで洗います。手足をお湯に浸けることで血行がよくなり、とくに足浴は入浴に近い効果があるといわれています。姿勢をしっかり保ち、数分間温かいお湯を楽しんでいただきましょう。
目が見えづらい方の介護では、住まいの中の段差を極力なくすこと。そして室内をつねに整理整頓し、床にモノを置かないことです。どうしても段差を解消できない場合は色テープを貼るなどして、わかりやすくします。文字を読まれる際は拡大鏡(ルーペ)が便利。読む部分をLEDで明るく照らすタイプも市販されています。
難聴者にとって、もっとも身近な福祉用具は補聴器でしょう。しかし、補聴器は何度も調整する必要があり、途中で使わなくなる方もおられます。補聴器以外にも、耳元でメガホンを使う、大切なことはホワイトボードに書くなど、安価で簡単にできる方法があります。また、補聴器から音を増幅させる機能だけを取り出した集音器もあります。
電話のベルや玄関のチャイムは、音量を大きくしたり、聴き取りやすい音域・音質の音に変えたりすることで聴き取れるケースがあります。それでも支障が出る場合は、回転灯やフラッシュ、振動などで知らせる屋内信号装置の設置を検討しましょう。火災警報器にも同タイプの製品があります。
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