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介護のいろは お困りごと編 足腰に不安がある方に

介護のお困りごと編足腰に不安がある方に

散歩する人のイラスト

年齢とともに誰しも足腰の衰えを感じるもの。1日でも長く自分の脚で歩き続けていただくために、転倒や骨折を防ぐ方法や、歩行をサポートする福祉用具をご紹介します。

自宅の中の対策

  • 対策[その1]

    建具などの段差はスロープで解消。

    建具などの段差はスロープで解消。

    室内でとくに気をつけたいのが、建具や部屋間の段差です。長年住み慣れた自宅でもうっかりつまずいて転倒することがあり、けがや骨折につながりかねません。段差を解消するための、さまざまなスロープが市販されています。リフォーム工事不要で、1mm単位で高さ調整ができるものもあります。

  • 対策[その2]

    必要な箇所で体を支え、安定感を与える手すり。

    必要な箇所で体(からだ)を支え、安定感を与える手すり。

    足腰に不安がある方にとって、心強い味方が「手すり」です。立ち上がるとき、歩くとき、階段を上り下りするときなど、手すりをつかむことで体が安定し、転倒予防につながります。ご本人がどんな動作に不安があるのか、よく見極めてから手すりを設置するようにしましょう。手すり(居室用)の詳しい情報はこちら

  • 対策[その3]

    敷物、座布団、電気コード・・・家の中の危険を事前に排除。

    敷物、座布団、電気コード・・・いえの中の危険を事前に排除。(コンセントの線は壁に固定)

    すり足で歩くご高齢者は意外なものにもつまずくことがあります。例えば、厚めのじゅうたんや座布団は避けるのが無難。どうしても敷物が必要な場所では、裏面に滑り止めテープを貼り、めくれやズレを防ぎましょう。電化製品のコードは壁面に沿って這わせ、テープで固定。新聞紙などを床に置きっぱなしにするのもNGです。

おすすめの介護用品

外出時の対策

  • 対策[その1]

    玄関の段差を減らし、お出かけしやすい環境に。

    玄関の段差を減らし、お出かけしやすい環境に。

    玄関は外出するとき必ず通る場所。とくに日本家屋は、玄関の段差が大きいことが特徴です。自宅の玄関の環境に合わせて、ステップ、手すり、ベンチ、スロープなどを適宜配置し、つまずきや転倒が起きないように配慮しましょう。玄関の注意点はこちら

  • 対策[その2]

    足元が不安なら、杖で支えを。

    足元が不安なら、杖で支えを。

    外出する際、活用したい福祉用具が「杖」です。杖は比較的気軽に購入できるものですが、ご本人に合った種類や長さ、使い方を専門家に指導してもらうことをおすすめします。もっとも一般的な「T杖」は介護保険の対象外ですが、持ち運びしやすいように軽量タイプや、折りたたみ式のものも市販されています。杖の詳しい情報はこちら

  • 対策[その3]

    姿勢が安定し、腰もかけられる機能充実のシルバーカー。

    姿勢が安定し、腰もかけられる機能充実のシルバーカー。

    通院や買い物などで外出する際、便利な福祉用具がシルバーカーです。ハンドルを両手でつかむことで姿勢が安定する、収納スペースがあるため荷物を持つ必要がない、歩き疲れたらいす代わりにもなるなど、足腰が不安なご高齢者をサポートする機能が充実。最近ではおしゃれなデザインのものも増えています。

おすすめの介護用品

  • あがりかまち用たちあっぷ 両手すり

    メーカー:矢崎化工

    あがりかまち用たちあっぷ 両手すり

    玄関に置くだけで、あがりかまちの昇降をサポートする手すり。

    あがりかまち用たちあっぷ 両手すりの使い方動画 玄関を上がりやすく
  • かるがもファムⅡ 折畳

    メーカー:フジホーム

    かるがもファムⅡ 折畳

    旅行やお出かけに便利!コンパクトな折りたたみ式のT字杖。

  • スワレル

    メーカー:ユーバ産業

    スワレル

    座れるタイプのワイヤーカート。カゴを載せてらくらくお買い物。

元気な足腰を維持するために

  • ポイント[1]

    散歩などの軽い運動を毎日少しずつ続けましょう。

    散歩などの軽い運動を毎日少しずつ続けましょう。

    ひとりで歩くことができる方なら、できる限り日常生活の中に散歩などの軽い運動を採り入れるようにしましょう。自宅から外へ出て、人とコミュニケーションする機会が増えると、生活にリズムと張り合いが生まれ、精神的にもいい刺激になります。

  • ポイント[2]

    教室や施設や自宅で介護予防のための体操を。

    教室や施設や自宅で介護予防のための体操を。(体操1.いすの背もたれなどを持ち、「つま先立ち⇒かかとを落とす」を繰り返します。体操2.10センチ程度の台へ上り下りを繰り返す。下りるときはひざを伸ばすのがポイント。)

    転倒や骨折を防ぐために、さまざまな介護予防体操が考案されています。自治体で実施している体操教室に通うのもいいですし、要支援の方なら介護保険の介護予防プログラムを利用するのもいいでしょう。自宅で簡単にできる運動が大半ですので、毎日続けることをおすすめします。

  • ポイント[3]

    主治医と相談し、無理のない範囲で行動を。

    主治医と相談し、無理のない範囲で行動を。

    現在ひざや腰に痛みがあり、歩くのがつらい方の場合、無理は禁物です。とくに運動や歩行をはじめてすぐに痛みが出る人は安静が第一。主治医と相談し、痛みのない動きから少しずつはじめることをおすすめします。もちろん運動ができないときも、規則正しい睡眠、栄養バランスのよい食事が欠かせません。

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