人生100年時代 これからが本番 12のヒント

  • 監修:株式会社ソーシャルサービス

    今の生活の中で少しだけ工夫をする
    • 03

    • シニア世代必見!最新デジタルガジェット活用術

    スマートフォンやタブレットなど、デジタル機器は広く普及していますが、「操作が難しそう」「自分には関係ない」と、電話やメールなど決まった機能しか使っていない方も多いのではないでしょうか。 「操作方法が分からない」「失敗して壊してしまったらどうしよう」 ――そんな不安から、デジタルを遠ざけてしまうお気持ちもよく分かります。
    しかし、昨今のデジタル機器は「使いこなすためのもの」ではなく、暮らしをより安心で便利にするための道具です。難しい操作を覚える必要はありません。ほんの一部の機能を使うだけでも、生活はグッと快適になります。

    例えば

    • 家族や友人と簡単につながることができる
    • 毎日の健康状態を確認できる
    • もしもの時に助けを呼べる
    など、こうした「安心」を支えるのが、デジタル機器の役割です。 このコラムでは、シニア世代にもやさしく、無理なく取り入れられるデジタル活用のヒントを、10の具体例でご紹介します。
    「これならできそう」と思えるものから、ぜひ試してみてください。
    シニア世代必見!最新デジタルガジェット活用術
  • 01「写真」だけでも十分なデジタル活用

    スマートフォン・タブレット

    • スマートフォン
    • タブレット
    スマートフォンやタブレットは、さまざまな機能があり難しそうに見えるかもしれませんが、最初は「写真」だけでも十分楽しむことができます。

    例えば

    • 写真を撮って保存する
    • 写真を共有・投稿する
    この2つを使えるだけでも、生活の幅は広がります。
    特に写真は、旅行や散歩、ガーデニングといった趣味とも親和性が高く、日常の楽しみをより豊かにするきっかけにもなります。また、その時の思い出を残すだけでなく、後から見返す楽しみにもつながります。最近ではシニア向けにシンプルな機能に絞ったスマートフォンもあるため、「全部使おう」と思わず、できることから始めてみるのもいいでしょう。
    「写真」だけでも十分なデジタル活用
  • 02「LINE」で家族とつながる

    スマートフォン・タブレット

    • スマートフォン
    • タブレット
    離れて暮らす家族との連絡も、スマートフォンがあれば便利です。
    「LINE」アプリを使えば、インターネット通信料はかかりますが、サービス自体は無料で利用でき、メッセージのやり取りのほか、音声通話やビデオ通話も楽しめます。特に「LINE」は、携帯電話のメール機能よりも、操作が比較的シンプルな点が大きな魅力です。 最近では、お孫さんとのメッセージのやり取りを楽しむシニア層も増えており、「元気にしているよ」という一言が、家族にとって大きな安心につながっています。

    「LINE」アプリでできること

    • メッセージを送る
    • 写真を共有する
    • 料で通話(ビデオ通話)する
    「LINE」で家族とつながる
  • 03「健康管理アプリ」で自分の状態を知る

    スマートフォン・タブレット・ウェアラブルデバイス

    • スマートフォン
    • タブレット
    • ウェアラブルデバイス
    健康管理では「気づくこと」がとても大切です。
    スマートフォンのアプリを使えば、日々の状態を簡単に記録できます。シニア世代にとっての大きなメリットは、記録を意識せずに続けられることです。例えば、スマートフォンを持ち歩くだけで歩いた歩数が自動的に記録されたり、薬局で受け取った薬の情報がお薬手帳アプリに連携されたりと、手間を減らしながら管理できます。また、数字やグラフで日々の変化を確認できるため、「今日はよく歩いた」「最近少し運動量が減っている」といった気づきにもつながります。 こうした情報を「見える化」することで、生活の変化に気づきやすくなります。
    難しい操作は不要で、「見るだけ」でも十分に役立ちます。

    主な健康管理アプリの例

    • 歩数計
    • 睡眠時間
    • 体重
    • お薬手帳
    • 栄養バランスやカロリー計算
    • 血圧
    「健康管理アプリ」で自分の状態を知る
  • 04「音声検索」で簡単に調べる

    スマートフォン・タブレット・PC

    • スマートフォン
    • タブレット
    • PC
    スマートフォンでメールに返信したり、SNSに投稿したりする際、文字が入力しづらいと感じる人は多いでしょう。スマートフォンの小さなキーボードでは、誤入力するミスもありがちで、そうした入力の悩みを解決してくれるのが音声入力です。 文字を入力するのが苦手な方でも、話しかけるだけで簡単に調べものができます。長文を入力したい時や、思いついたアイディアを咄嗟にメモしたい時にも便利です。 さらに、現在では音声入力した内容をそのまま他言語へ翻訳する機能もあり、海外の人とのコミュニケーションにも役立ちます。

    音声検索で調べる例

    • 「今日の天気は?」
    • 「近くの病院は?」
    • 「近所のイタリアンレストランを教えて」など
    話しかけるだけで、必要な情報が表示されるため、調べることへのハードルがぐっと下がります。
    「音声検索」で簡単に調べる
  • 05「見守り機能」で安心をプラス

    スマートフォン・タブレット・ウェアラブルデバイス

    • スマートフォン
    • タブレット
    • ウェアラブルデバイス
    スマートフォンを活用した見守りサービスは、家族の不安を和らげるための機能が備わっています。スマートフォンに搭載されているGPS(位置情報)を利用することで、離れていても家族に現在地を確認してもらうことができます。 また、体調不良や転倒など、「何かあったときに連絡できる」緊急連絡機能を備えたサービスもあり、万が一の際にも迅速に対応できるため、自分自身だけでなく家族の安心にもつながります。
    • 位置情報の共有
    • 緊急連絡機能
    「見守り機能」で安心をプラス
  • 06「オンライン診療・予約」を活用する

    スマートフォン・タブレット・PC

    • スマートフォン
    • タブレット
    • PC
    毎日の健康管理はとても重要ですが、「遠くの病院に行くのは大変」「待ち時間が長い」と感じる方も多いのではないでしょうか。オンライン診療は、スマートフォンを使って自宅など好きな場所から診察を受けられる便利な仕組みです。 一部のサービスでは、薬を自宅まで配送してくれる場合もあります。ただし、診療内容には限界もあるため、対面診療と上手に使い分けることが大切です。オンライン診療を活用して、無理なく健康管理を続けましょう。

    オンライン診療のメリット

    • 場所を選ばずに医師の診察を受けられる
    • 病院の待ち時間や通院にかかる時間や交通費を減らせる
    • 他の患者との接触を減らし、感染リスクを抑えられる
    • プライバシーを守りながら受診できる
    「オンライン診療・予約」を活用する
  • 07「音声アシスタント」で生活をサポート

    スマートフォン・タブレット・スピーカー・スマート家電

    • スマートフォン
    • タブレット
    • スピーカー
    • スマート家電
    話しかけるだけでさまざまな操作ができる家電や機器が増えています。音声アシスタント機能を使って、音楽の再生や情報の検索、タイマーやアラームの設定、照明や室温の制御などが行えます。ボタン操作が苦手な方や、両手がふさがっている時でも音声で簡単に使えるため、とても便利です。
    • 音楽を再生する
    • アラームを設定する
    • 天気を確認する
    • 部屋の照明の明るさを変更する
    「音声アシスタント」で生活をサポート
  • 08「動画」で楽しみと学びを広げる

    スマートフォン・タブレット・スマートTV

    • スマートフォン
    • タブレット
    • スマート家電
    スマートフォンやタブレット等でYouTube(ユーチューブ)やTikTok(ティックトック)などの動画共有サービスを利用して動画を見ることで、楽しみが大きく広がります。YouTubeには、ニュース、スポーツ、音楽、グルメ、旅行、筋トレなど、さまざまなジャンルの動画があります。

    例えば

    • 昔の歌や映像
    • 体操やストレッチ
    • 趣味の動画など
    「見るだけ」で新しい情報や刺激を得ることができ、自分のペースで楽しめるのが魅力です。
    「動画」で楽しみと学びを広げる
  • 09「モバイル決済」で支払いを簡単に

    スマートフォン・タブレット・ウェアラブルデバイス

    • スマートフォン
    • タブレット
    • ウェアラブルデバイス
    買い物の支払いも、モバイル決済を使うことで、より便利になります。タッチ決済やアプリ内電子マネー、QRコード決済などのキャッシュレス決済を利用すれば、財布を持ち歩かなくても支払ができ、ATMで現金を引き出す回数も減らせます。無理に使う必要はありませんが、慣れると便利さを実感できるでしょう。

    主なモバイル決済の種類

    • スマホのタッチ決済
    • アプリ内電子マネー
    • QRコード決済
    「学び直し」を楽しむ
  • 10「福祉用具×デジタル」で安心な暮らし

    スマートフォン・タブレット・スマート家電・ウェアラブルデバイス

    • スマートフォン
    • タブレット
    • ウェアラブルデバイス
    • スマート家電
    最近では、福祉用具とデジタル技術を組み合わせたサービスも増えています。
    見守りセンサー、転倒検知、生活リズムの確認など、デジタル機器を利用することで、一人暮らしでも安心して生活できる環境づくりが進んでいます。 異常を早期に検知し、家族に知らせる機能を備えたものも多く、次のようなタイプがあります。
    • カメラ型システム

      室内にカメラを設置し、映像をリアルタイムで確認できるため、詳細な状況把握が可能です。

    • センサー型システム

      人感センサーやドアセンサー、マットセンサーを設置し、生活の変化を見守ります。異常が検知された場合は、家族や介護者へ通知されます。

    • ウェアラブルデバイス

      スマートウォッチや靴型デバイスなどを身につけることで、現在位置や心拍数、転倒などの異常を検知し、通知します。

    • スマート家電との連携

      インターネットにつながった家電(電気ポット、冷蔵庫、照明、エアコン、テレビなど)と連携し、日常生活のパターンを確認できます。
    「福祉用具×デジタル」で安心な暮らし
  • デジタル機器を「使いこなす」必要はない

    デジタル機器を購入すると、「全部使いこなさないといけない」と感じてしまう人もいるでしょう。
    しかし、そんな必要はありません。1つ使えれば十分ですし、分からなければ周囲に聞けばいいのです。 大切なのは、「少し使ってみること」。最初から完璧を目指すと続きません。例えば、写真だけ、LINEだけ、動画だけ使ってみる――それでも十分です。
    「できること」を増やしていくことが、自然なステップになります

    デジタル機器は不安を減らし、人とつながるきっかけになる

    デジタル機器は、便利なだけでなく、不安を減らす役割もあります。

    • すぐに連絡が取れる
    • 体調の変化に気づける
    • 緊急時に対応できる

    また、デジタルは孤独を防ぐ道具にもなります。

    • 家族との連絡
    • 友人との交流
    • 地域の情報

    こうした安心が、日々の生活を支え、人とのつながりを保つことにつながります。

    まずは「ひとつ」試してみましょう

    これからの時代、デジタルは特別なものではなく、生活の一部になっていきます。とはいえ、無理にすべてを取り入れる必要はありません。自分に合った使い方を見つけることが大切です。

    • 家族にメッセージを送る
    • 写真を1枚撮る
    • 音声で天気を調べる

    どれも簡単にできることです。その一歩が、生活を便利にし、安心をもたらしてくれます。人生100年時代。これからの暮らしは、「便利さ」と「安心」をどう取り入れるかが大切になります。デジタルは、そのための心強い味方です。頑張りすぎず、無理をせず、自分のペースで取り入れていきましょう。ご家族に相談するのもおすすめです。

    ※本コラムで紹介したアプリやサービスは、内容の正確性や安全性を確認したうえで掲載してりますが、導入やご利用については、ご自身の判断でお願いいたします。

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