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ホーム>介護のお役立ち情報>暮らしと健康ライブラリ>「MCI」って何ですか?
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「最近、モノ忘れが多くなってきた」「何度も同じ話をするようになった」。そんな状態に、あなたやご家族がなっていませんか。もしかしたら「MCI」かもしれません。今回は認知症の一歩手前である「MCI」の概要と診断方法などについて紹介します。
MCIとはMild Cognitive Impairmentの略称です。加齢にともなうモノ忘れと、認知症の間の段階として「軽度認知障害」とも呼ばれます。認知機能が少し低下しているものの、自立した生活ができる状態です。
MCIは「軽い認知症」と思われがちですが、認知症ではありません。ただし、MCIのまま放置していると認知症に至ってしまう一歩手前の状態です。MCIの特徴としては「モノ忘れが多いという自覚があるが、自立して日常生活は送ることはできる」状態です。一方の認知症は「日常生活にも大きな支障があり自立して生活しづらい」という特徴があります。
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このチェックは、MCIや認知症を診断・決定するものではありません。目安のひとつとしてお考えください。チェックした項目が多い方は、日頃から適度な運動やバランスの取れた食事、頭の体操、質の良い睡眠を心がけ、気になる方は一度、ご家族やかかりつけ医、もしくは専門の医療機関にご相談ください。
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※厚生労働省 平成29年11月29日 参考資料「認知症資料の現状について」
(認知症高齢者の現状/平成24年などより
認知症の人は2012年で約462万人(全高齢者のうち約15%)、MCIも約400万人いると推計されています。今後も増加し2025年には認知症の人は730万人、MCIは584万人になると予測されています。
MCIの診断方法は現段階では確立されておらず、認知症専門医でも判断が難しい場合もあります。その中でも現在では次のような診断方法があります。最近、モノ忘れが多いなどと不安に感じたら、一度相談してみましょう。
1.医療機関に行く
近くのかかりつけ医に相談して、適した医療機関を紹介してもらったり、モノ忘れ外来や認知症疾患医療センターのある医療機関を受診してみましょう。問診の他、認知機能テストやMRIやCTといった脳の画像検査で診断します。
2.血液検査
MCIの兆しを血液検査で見つけようとする医療機関もあります。受診できる医療機関は限られますので、各医療機関にご相談ください。
3.民間の機能評価ツール
認知機能の状態を見るための簡易型の機能評価ツールが民間から開発されています。このようなツールでチェックし、少しでも気になることがあれば医療機関に行きましょう。
例)CogEvo(コグエボ)、Cognitrax(コグニトラックス)など
■認知症予防コラム
★認知機能のトレーニング③「計画力・思考力」
脳の機能低下を防ぎ、MCIや認知症の発症を予防するための方法を紹介します。
「計画力・思考力」とは
料理や買い物など日常生活の段取りや手順などを考えたり、旅行の計画を立て実行したりするなど、先の予定を立てて準備し実行していく力です。MCIになると、この機能が衰えます。
《計画力・思考力のトレーニング》
ヘルスレント関連コラムリンク
監修:一般社団法人 日本認知症予防協会