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ホーム>介護のお役立ち情報>暮らしと健康ライブラリ>座ったままでできる着替えとシーツ交換
在宅で介護をしている方のなかには、着替えがうまくできなくて悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。着替えがうまくいかない理由は、正しいやり方がわからなかったり、マヒのある方への対応方法がわからなかったりするためです。今回は座ったままできる着替えの手順と、在宅介護には欠かせないベッドシーツの交換方法についても解説していきます。
目次
さっそく座った状態で着替える方法を紹介していきましょう。
★脱健着患(だっけんちゃっかん)の法則で
片麻痺のある方の更衣介助には、脱健着患(だっけんちゃっかん)という約束があります。
脱健着患とは、
という約束を4字熟語にしたものです。
たとえば右手に麻痺がある片麻痺の方を例に挙げてみましょう。
左手が健側となり右側が患側になります。
脱ぐ時は、左手から脱いで右手は最後になります。
着る時は、右手から着て左手があとです。
脱ぐ時と着る時で順番が変わりますので、混乱する方も少なくありません。
そのため脱健着患と4字熟語で覚えてしまいましょう。
★定期的なシーツ交換で褥瘡を予防しよう
定期的にシーツ交換を行うと、褥瘡の予防につながります。
シーツは、目に見えない雑菌が繁殖しやすく、介護施設では最低1日1回のシーツ交換が義務付けられています。
しかし腰にも負担がかかるシーツ交換を毎日行うことは大変でしょう。日中に介護をしながら、シーツ交換を毎日行うのは簡単ではありません。
在宅介護の支援では、在宅で暮らしている方のシーツ交換や掃除・洗濯といった家事のサポートも受けられます。自宅で介護をがんばっている方こそ、一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
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監修:関西医療学園専門学校 理学療法学科教員
理学療法士 熊崎 大輔