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ホーム>カータンの泣き笑い介護Days>vol.27面会と介護タクシー
父が老人ホームに入っていたのは、コロナ禍真っ只中の時期で、
面会が厳しく規制されていた。
父は目が見えないけれど、それでも電話だけでなく、
私たちは会いたかった。
姉と一緒に、
老人ホームにいる父の面会に行った。

でも、実際に毎日歳を重ねているのだから、
そう見えるのが当然。
一晩に老人になったわけでなく、
まあまあ元気そうだったので、少し安心した。

話しかけても、ホームの職員さんが説明してくれても、
父は「?」の表情。
状況がつかめていないようだった。
「まさか、私たちを忘れた?」
と姉とふたり、だんだん不安になってきた。

もう、私たちはびっくり。
瞬間的に、辛い想像までしてしまった。
ところが・・・・・・

心配から、瞬時に爆笑へ。
以前と同じまま、冗談好きの父だった。
そこで、調子の乗った私たち。

職員さんは、きっと呆れていたと思う。
でも、久しぶりに父の冗談に触れた私たちは、
楽しくって、嬉しかった。
窓越しの面会やビデオ通話での父と会ったり、
話したりできるのは良いのだけれど、
父は目が見えない。
(vol.12「その日が来てからでは遅い!」より)

だから、体に触れてあげたかった。
そんな私たちが待ち望んでいたのが、病院の定期検診。
診察への付き添いは、
家族がすることになっているから、
直接会える、半期に一度の大チャンスだ。
以前は、自分の車で送り迎えしていたが、
父の足腰が弱くなっていたし、
せっかくだから、運転に気を取られずに
父とおしゃべりしたい。
ということで、
初めて介護タクシーを利用することにした。

てっきり普通のタクシーより高いと思い込んでいたが、
割引もあって、結果的にはおトクに。
さあ、準備は整った!

「父を病院に連れて行く!」
それは姉と私の中では一大イベントになっていた。
大の大人がまるで小さい子どもみたいに、
遠足をワクワク待ちわびる。
そんな気分で当日まで過ごした。

コロナ禍でなかなか会えない中での面会は、
とても貴重な時間だった。
父は相変わらず冗談を言い、
私たちはその冗談に笑って、ほっと安心した。
そして今回利用した介護タクシーも、
とても快適だった。
車椅子を利用している父にとって、
乗り降りまで含めて負担が少なく、
運転手さんも慣れているので
安心してお任せできた。
車を停めに行く手間もなく、
付き添う側の負担も激減。
介護タクシー、おすすめです。