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老後のお金vol.3 年金のしくみ
働き方によって
加入する年金制度が変わります。
公的年金には、国民年金と厚生年金保険の2つがあり、年金制度は下図に示す通り、3階建ての構造になっています。
1階部分は、わが国で生活する20歳以上60歳未満の方すべてが加入する国民年金。2階部分には会社員や公務員が加入する厚生年金保険。そして3階部分には、企業年金や確定拠出年金などとなっています。
学生や農業従事者、自営業者、自由業者は第1号被保険者、会社員や公務員は第2号被保険者、会社員や公務員の妻などは第3号被保険者と呼ばれ、加入する年金制度が異なるので、ご自分の年金制度を確認しておきましょう。
■公的年金制度のしくみ
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老齢基礎年金・老齢厚生年金
ともに65歳から。
もらえる年金には、主に国民年金(老齢基礎年金)と厚生年金(老齢厚生年金)の2つがあり、受給開始年齢はともに65歳からです。
60歳で仕事を辞めてしまう場合、65歳までの5年間で収入が途絶えてしまうことになり、月々の生活費が25万円だとすると、単純に25万円×60ヵ月=1,500万円が必要となり、この期間をどうしのぐかが大きな課題となります。
■年金はいつからもらえる?
男性・女性ともに
年金受給開始年齢は65歳※1
年金受け取りには
一定の受給資格を満たす必要がある。
下図を参考にして、ご自分の受給資格を確認しておきましょう。
■老齢年金の受給条件
1)保険料納付済期間
国民年金保険料を納付した期間、厚生年金に加入していた期間
2)保険料免除期間
保険料は免除されるが、受給資格期間として年金額に反映される期間(但し、年金額は減額となる)
3)合算対象期間
受給資格期間にはなるが、年金額には反映しない期間(カラ期間とも呼ばれる)
合計が10年以上※
あることが受給の条件
■老齢年金をもらえるか
チェックしてみよう
自営業者、学生、
無職、サラリーマンの妻
のときの保険料納付済期間
+保険料免除期間+合算対象期間
会社員・公務員
のときの厚生年金加入期間
リタイアまでに合計して
10年以上になる?
YES
老齢年金を
受給できる
NO
老齢年金を
受給できない
年金の加入期間を確認する方法
をチェックしましょう。
受給条件を満たしているかどうか、今後満たせるかどうかは、早めに確認しておいた方が安心です。ご自分の加入状況は、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」(ハガキ:35歳、45歳、59歳の節目年齢は封書)で確認できるほか、右記の方法でも確認や調べてもらうことができます。
■ 年金加入状況を確認してみよう
1)年金事務所の窓口を利用する
全国にある年金事務所の窓口に年金手帳※を持っていくと、年金の加入記録を調べてもらうことができます。
2)ねんきんネットを利用する
年金加入記録の照会・年金見込額の試算などができる日本年金機構のサイトで確認できます。利用にはユーザIDの取得が必要です。ユーザIDは、日本年金機構のホームページより申し込むと、1週間ほどで郵送されます。
3)ねんきんダイヤルを利用する
日本年金機構の年金に関する電話問い合わせ窓口。年金の加入状況や、ねんきん定期便の内容、その他年金の一般的な質問に対応しています。
●一般的な年金相談 (ナビダイヤル)
0570-05-11650570-05-1165
●ねんきん定期便
ねんきんネット等専用ダイヤル (ナビダイヤル)
0570-058-5550570-058-555
監修
ナガムネFP事務所CFP®
一級ファイナンシャルプランニング技能士
長棟 治夫