美術鑑賞に出かけませんか
セカンドライフを楽しむために、感性と知識が豊かになる趣味を始める方も多いですよね。そんな趣味の一つが美術鑑賞かもしれません。しかし、美術鑑賞というと専門的な知識が必要とされるのでは？など「興味はあるけれど難しいかも」と敬遠される人も多いと思います。そこで今回は美術鑑賞を気軽に始めるコツを紹介します。
知識ゼロでも、美術館に行ってみる
美術館鑑賞には作家や作品に対する知識は必ずしも必要ではありません。作品を理解しなければと意気込むあまり、楽しくないと感じてしまうこともあるので、まずは自分の感性を信じ、美しいと思うもの、興味を持った作家や作品を観てみましょう。有名な作家の展覧会が近くで開催される機会に出かけてみてはいかがでしょうか。
少しでも知識をつけてから観たい人は、図書館や書店で美術関連の画集を見たり、美術関連のテレビ番組を見ることをおすすめします。タイムリーな美術情報や展覧会の情報、画家のエピソードなどを知ることができるので、そこで興味が湧いた作家の展覧会を探してみましょう。
ページのトップへ絵画以外にも、いろいろな展示が楽しめる
美術鑑賞のマナー
興味のある展覧会が見つかれば、いよいよ美術鑑賞です。美術館では、次のことに注意しながら鑑賞していきましょう。
- ●館内では大声で話すことは禁止
くしゃみや咳にも配慮しましょう。 - ●携帯電話はマナーモードに
- ●館内で飲食をしない
- ●撮影禁止や、カメラのフラッシュ禁止の場合も作品に光が当たると劣化する可能性があるため、フラッシュをオフにしてください。
- ●作品から距離を置く
作品に近づきすぎないように気を付けてください。また、展示物に触れたり、備品に寄りかかったりしないように注意しましょう。
美術館を回るコツ
美術館は広い館内を歩き回ります。荷物が重かったり、歩きにくい靴で行くと疲れてしまいます。入口付近にコインロッカーを設置している美術館も多いので、貴重品やコート類は預けるのも良いかもしれません。
多くの美術館では展示パネルや音声ガイドが用意されています。作品の背景や制作過程について知ることで、さらに理解が深まります。
広い美術館を観て回るのは時間がかかります。疲れたら休憩を挟みましょう。備え付けのソファーやイスに座ったり、カフェやレストランのある美術館では、おいしいデザートや食事が楽しめます。
ミュージアムショップが併設されている美術館もあります。アートブックやカタログを購入し、作家に対する知識を深めましょう。美術館オリジナルのグッズや、おしゃれな小物などを自分の記念や、お土産などに購入するのもよいでしょう。
★ 美術館鑑賞ツアーやギャラリーツアーに参加する方法も
美術館を初めて訪れる方には、美術館鑑賞ツアーへの参加がおすすめです。講師が同行してくれるツアーもあるので、旅行がてら参加してみましょう。
また、小さなギャラリー（美術画廊）を巡る方法もあります。ギャラリーでは、現代作家の個展やグループ展などが開かれています。作家が会場に待機していることもあり、直接作品の説明を受けることができます。
初心者でも気軽に参加できるギャラリーツアーもあります。ギャラリーツアーはスタッフがガイド役として同行し、いろいろ説明してくれます。ツアーに参加すれば、さまざまなジャンルのギャラリーを一度に巡ることができ、勉強になります。
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監修：株式会社ソーシャルサービス
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