ホーム
商品を探す
店舗を探す
ご利用案内
介護のお役立ち情報
採用情報
加盟店募集
おすすめ商品・特集一覧
ケアマネジャーさん向けページ
公式SNS
お問い合わせ
サイトについて
ホーム>介護のお役立ち情報>暮らしと健康ライブラリ>初めての歌舞伎観劇
歌舞伎は独自のしきたりや、観客に「通」の人が多いなど、ハードルが高いといったイメージがあるかもしれません。しかし、特別なドレスコードや厳しいマナーもなく誰でも気軽に観劇できます。 そこで今回は初心者でも楽しめる歌舞伎観劇のポイントについて、ご紹介します。
歌舞伎には様々な演目があります。歌舞伎初心者は、比較的分かりやすい演目や、少しでもなじみある演目を選んだ方がいいでしょう。たとえば、次の演目がおすすめです。
長い髪の毛を振り回す迫力ある姿が特徴的な芝居です。
助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)、暫(しばらく)、毛抜(けぬき)など、「歌舞伎十八番」とよばれる市川團十郎家が得意な演目です。
現代と同じ話し言葉で演じられます。初めての人には分かりやすい芝居です。
小説や漫画を題材にした「スーパー歌舞伎」は、ストーリーや登場人物が分かるので馴染みがあるかもしれませんね。
テレビや映画で、よく見かける歌舞伎役者が登場する演目を選んでみるのもいいでしょう。
歌舞伎観劇に特別なドレスコード(服装の決まり)はありません。ただし、公演は3~4時間の演目もあり、座っていても疲れない服装にしておきましょう。
歌舞伎の座席は、さまざまな種類があるので、どの席で見るのがいいのか分かりにくいかもしれません。劇場によって違いますが、花道がよく見える東側に張り出した席が、おすすめです。ただし、チケットの入手が難しいかもしれません。お手頃な価格(500円~2000円台)の一幕見席(ひとまくみせき)は、当日に並ばないとチケットが購入できなかったり、舞台から遠く見えにくかったりするのが難点です。まずは、入手できた席で試してみてはいかがでしょうか。
●チケットは、電話やインターネット、窓口などで購入できます。
当日、配布しているチラシには、あらすじが書いてあるので、始まる前に読んでおきましょう。また、劇場内やネットで販売されている「筋書き(東京や大阪では番付と呼ぶ)」というパンフレットを購入すれば詳しい内容や、出演する役者さんのインタビューなども載っています。
イヤホンガイドは、登場人物や出来事の背景などを、芝居の邪魔にならないように解説してくれます。
歌舞伎観劇の楽しみのひとつが、休憩のときに座席やロビーで食べる、お弁当です。桟敷席以外はテーブルがないので、膝の上に乗せて食べることになります。歌舞伎座の中で買った弁当でも、外で購入したものでも大丈夫です。
気軽に見られる歌舞伎ですが、最低限のマナーを守ってください。映画館などと同じように、「物音を立てて、お菓子を食べない」「スマートフォンの電源を切る」「前に乗り出さない」など、気持ちよく観劇できるようにしてください。
★ 歌舞伎の掛け声は誰でもかけていい?
歌舞伎の芝居中に観客が、「中村屋!」「成田屋!」「よー!」「待ってました!」などと掛け声がかかります。この掛け声は、基本的に誰でも掛けてもよいのですが、絶妙な間やタイミングがあるので慣れるまでは掛けない方がいいでしょう。
歌舞伎の掛け声は、基本的に「大向こう(おおむこう)の会」と呼ばれる方々が掛けています。大向こうの会は歌舞伎に精通している人の集まりです。大向こうの会はスカウト制になっているので、大向こうに入りたい方は、まず歌舞伎に通って掛け声に慣れることが大切です。
ヘルスレント関連コラムリンク
監修:株式会社ソーシャルサービス