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ホーム>介護のお役立ち情報>暮らしと健康ライブラリ>高齢者は警戒レベル3になれば、すぐに避難!
最近は台風が強力化するとともに、集中豪雨も多発し、風水害によって多くの被害が出るようになりました。風水害による被害が予想されるときには、気象庁から注意報や警報、市町村から避難勧告や避難指示(緊急)などの情報が発信されます。それらの情報を正しく理解しておかないと、いざというときに適切に対応できません。ここでは、風水害による被害を最小限に抑えていただくために、防災気象情報や避難に関する情報について紹介します。しっかりと覚えておきましょう。
台風の接近や集中豪雨などの情報は、テレビやラジオ、インターネット、市町村の防災無線などで発信されます。また、天気予報サービス177番や、国土交通省防災情報提供センターなどの携帯端末用サイト、スマートフォンのアプリなどでも確認できます。
降水や竜巻の情報については、気象庁ホームページの「ナウキャスト」が便利です。3時間前から現在までの雨雲の動きと現在から1時間先までの5分ごとの予測を見ることができます(30分先までは雨雲の動きを250m四方の細かさで確認可能。その後、60分先までは1km四方まで可能)。
※雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)
https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/index.html
災害発生の危険度を直感的に理解し、的確に避難行動を起こせるように、避難に関する情報や防災気象情報などの情報を5段階の「警戒レベル」で伝えています。但し、この警戒レベルはあくまでも目安ですので、早め早めに準備して避難するようにしましょう。
▼画像をタップして拡大
高齢者や障がいのある方など、避難に時間のかかる方と、その支援者は「警戒レベル3」が発令されたら危険な場所から安全と考えられる場所に避難してください。
災害発生の危険性はまだ低い段階ですが、気象庁から「早期注意情報」が発表された場合には最新の防災気象情報に注意してください。
気象庁から「大雨注意報」や「洪水注意報」が発表され、災害発生に対する注意が高まってきた段階です。
市町村から警戒レベル3「避難準備・高齢者等避難開始情報」が発令された段階です。避難に時間がかかる高齢者や障がいのある方、その支援者は安全と思われる場所へ避難しましょう。また、土砂災害の危険性がある区域や急激な水位上昇のおそれがある河川沿いにお住まいの方も、避難することが強く望まれます。
市町村から警戒レベル4「避難勧告」や「避難指示(緊急)」が発令された段階で、全員、速やかに避難する必要があります。但し、指定緊急避難場所への避難が、かえって危険な場合は、建物の上の階の部屋や崖や斜面から遠い方の部屋、近隣の高いビルなど、より安全と思われる場所に緊急避難してください。
なお、避難指示(緊急)は必ずしも発令されるものではありません。避難勧告が発令され次第、危険な場所から避難をしてください。
市町村から警戒レベル5「災害発生情報」が発令された段階です。すでに災害が発生している状況ですので、命を守る最善の行動をとってください。
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参考サイト:
首相官邸ホームページ
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/keihou.html#c3
政府オンライン
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201906/2.html
監修:関西大学 社会安全学部
准教授 城下 英行