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ホーム>介護のお役立ち情報>暮らしと健康ライブラリ>加齢性難聴を予防するために
加齢性難聴は、老化現象の一種なので、誰にでも起こる可能性があります。しかし、進行を遅らせたり、悪化させる原因を避けたりして予防することは可能です。加齢性難聴を悪化させる原因には、糖尿病、高血圧、脂質異常症、動脈硬化といった生活習慣病や、喫煙、過度な飲酒、睡眠不足、騒音の環境のなかで長く滞在するなどが挙げられます。生活習慣病を予防・治療したり、毎日の生活習慣を変えることで難聴を防ぐことができるでしょう。
1)耳にやさしい生活を心がける
大きな音を聞くと、内耳にある細胞が傷つき、減少してしまう恐れがあります。
2)血の流れをよくする食事を摂る
耳の血液の流れが悪くなると、脳への神経伝達が十分にできず、難聴を進行させてしまう可能性があります。血液の流れをよくするには、ビタミンを含む食べ物を積極的に摂りましょう。食事のみで摂取することが難しい場合は、ビタミン剤を飲むこともひとつの方法です。
特にビタミンB12には、傷ついた末梢神経を修復するといわれています。ビタミンB12はレバー、あさり、しじみ、さんまなどに多く含まれています。またDHAが豊富に含まれる魚類や野菜類、老化を防ぐ成分を含むウナギやタラ、卵などから摂ることができます。
また、生活習慣病の予防が大切なので、カロリー控えめで栄養バランスがとれた食事をして、腹八分目を心がけることも大切です。
3)生活習慣病を改善する
糖尿病を患っている方は、加齢性難聴を悪化させるといわれています。また、動脈硬化や高血圧などがあると、内耳や脳の血流が悪くなり、聞こえにくくなるともいわれます。生活習慣病のある人は適切に管理し、病気を悪化しないようにしましょう。
4)ストレスをためない
騒音などは身体の中に酸化ストレスを増加させ、正常な細胞の組織を壊してしまうため、難聴を起こしやすくなります。趣味を楽しんだり、気分転換をしたりしてストレスを発散しましょう。
5)その他
耳垢が乾いている人は、原則的に耳掃除は必要ありません。耳垢が湿っている方は綿棒を使って、数日に1回程度、入口を掃除します。外耳道が固くなる80歳以上の高齢者は2週間に1回程度、耳の入口1cmぐらいを耳かきで優しく掃除してください。
監修:医療法人延寿会 ひるずクリニック
院長 西川 泰章