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ホーム>介護のお役立ち情報>暮らしと健康ライブラリ>聞こえづらい方は耳鼻咽喉科を受診し補聴器を
加齢性難聴は残念ながら根本的な治療法はありません。できるだけ早くから補聴器などを使って「聞こえ」を改善し、言葉を聞き分ける能力を維持することが必要です。また、単なる加齢性難聴ではなく、中耳炎や、騒音・ウイルスなどによる病気を発症している可能性もあります。「会話をしているときに聞き返す」「後ろから呼びかけても気づかない」「聞き違いが多い」「話し声が大きい」「車の接近に気づかない」「耳鳴りがする」といった症状があれば、耳鼻咽喉科医を受診し、必要であれば補聴器をつけるようにしましょう。
加齢性難聴の方は補聴器や人工内耳をつければ聴力を維持することができます。しかし加齢性難聴の方のうち補聴器を使っている方は約1~2割で、ほとんどは放置しています。これでは難聴が悪化してしまいます。
まず耳鼻咽喉科医を受診して診断を受けたうえで、専門の知識・技能をもった補聴器技能者がいる補聴器販売店で補聴器をつくりましょう。
■補聴器の種類と特長
補聴器メーカー各社から、さまざまな種類の補聴器が発売されています。使い方や、その人の状況に合わせた補聴器を選びましょう。
「耳あな型」
現在、主流のタイプです。耳あなに収まる小型のものから、耳の外にまでくる大型のものまでがあります。耳あなの形状と聞こえの程度にあわせてつくるオーダーメイドが一般的です。
「耳かけ型」
耳にかけて使用します。
操作が簡単で扱いやすいのが特長です。
「ポケット型」
本体をポケットに入れ、イヤホンとコードをつないで使用します。
操作は比較的簡単で、機種によっては高出力が得られます。
「メガネ型」
メガネのツルの部分に補聴器を内蔵させたタイプです。
メガネと補聴器を併用できる利点があります。
「特殊補聴器」
離れた場所に設置したFM送信機から手元の補聴器に音を送ります。
高音域の子音を聴き取れるタイプもあります。
■身体障害者福祉法による補装具費の助成
身体障害者福祉法に定められた障害に認定されている方は補装具費の助成を受けることができます。補装具の購入費の1割のみの負担で購入できます。但し、所得制限があります。
補聴器では思うように聞こえない、音が割れて聞こえるという方は、手術で人工内耳を装着する方法があります。人工内耳をつけると、低音から高音まで正常に近いところまで聴こえるようになります。また、会話に必要な高音部だけを聴こえるようにする残存聴力活用型の人工内耳の手術に保険が適応されます。
参考サイト:
日本補聴器販売協会
http://www.jhida.org/kounyu/
監修:医療法人きらら会 きららクリニック
院長 西川 泰章