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シニアからはじめる家庭菜園②~家庭菜園をはじめてみよう~

シニアからはじめる家庭菜園②~家庭菜園をはじめてみよう~

近年、幅広い層から人気を集めている「家庭菜園」。庭のある家や広いベランダのある家にお住まいの方は、一度はチャレンジしてみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。しかし、何からはじめればいいか、何を揃えなければいけないのかなどがわからず、結局、踏み出せない方も多いはず。ここでは、そんな「家庭菜園」の初心者の方に向けて、「家庭菜園」のはじめ方をご紹介します。

「家庭菜園」は庭がなくてもはじめられる

室内でジョウロを持つ女性のイラスト

室内でジョウロを持つ女性のイラスト

家庭菜園に興味があるなら、庭がないからと諦める必要はありません。広い庭がなくても、マンションのベランダはもちろん、日当たりや風通しの良い室内でも家庭菜園は可能です。土の管理や水やりなど、しっかり日々のお世話をしていれば、プランターや鉢植でも育てられる野菜はたくさんあります。

貸し農園で野菜を収穫する男性のイラスト

貸し農園で野菜を収穫する男性のイラスト

また、本格的にはじめるなら、小区画の農地を貸し出してくれる市民農園や体験型農園を検討してみましょう。体験型農園では、野菜づくりのプロである農業者が園主となっており、野菜づくりに必要な知識や技術をしっかりと教えてもらうことができますし、農園によっては、作業に必要な農機具を貸し出してくれる所もあります。

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「家庭菜園」に必要なアイテム

家庭菜園をはじめるにあたって、最低限必要なものを準備しましょう。ここではプランター菜園に最低限必要な道具をご紹介します。以下の道具類は、主にホームセンターや園芸店などで購入することができます。

野菜の苗のイラスト

(1)野菜の種や苗

野菜の苗のイラスト

苗は、葉に斑点や変色しているものは避け、害虫に侵されていない茎が太い元気な苗を選びましょう。また、育てるのが難しい品種もあるため、迷った際は店頭で確認すると良いでしょう。

さまざまなプランターのイラスト

(2)プランター

さまざまなプランターのイラスト

市販のプランターは大きさや素材、形状のバリエーションが豊富で、どれを選べばよいのか迷ってしまう道具の一つです。プランターは、基本的に育てる野菜に合わせて選ぶのが一番ですが、家庭菜園初心者の方には、安価で丈夫な標準サイズのプラスチック製プランターがおすすめです。作物によってはプランターではなく、コンテナや植木鉢でも栽培可能です。

培養土のイラスト

(3)土

培養土のイラスト

おすすめは必要な栄養がバランスよく配合された「培養土」です。野菜がすくすく育つように調整されているので、手間がかからないのがメリットです。培養土は、さまざまな植物に使えるタイプもあれば、特定の野菜や草花向けに作られたタイプもあります。

ジョウロのイラスト

(4)ジョウロ

ジョウロのイラスト

水やりにジョウロは必須です。小さな鉢やプランターであれば、ペットボトルでも代用は可能ですが、ジョウロのようにシャワー状に注げないため、植えたばかりの種が流れてしまう可能性もあります。

スコップのイラスト

(5)スコップ(移植コテ)

スコップのイラスト

スコップは苗の植え付けや土掘り、土入れをするときなどに使用します。長さ30cm弱のものが一般的で、目盛りが付いている商品もあり、穴の深さや株間を測るときに役立ちます。

支柱のイラスト

(6)支柱

支柱のイラスト

ミニトマトやキュウリなど、背が高くなる野菜や実のなる野菜を育てる際に必須となるアイテムで、伸びる茎を支柱に這わせることで重心を安定させます。支柱の長さは育てる野菜に応じて選びましょう。

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「家庭菜園」のはじめ方

プランターに土を入れる様子を表したイラスト

① プランターに土を入れる

プランターに土を入れる様子を表したイラスト

野菜を栽培する場所を決めたら、プランターに排水性や通気性を高める鉢底石を敷き、土を軽く押し込みながらプランターの中に入れます。水やりをした時にあふれないように、プランターの縁から少し低い位置まで敷き詰めます。

土を敷き詰めたプランターに苗を植える女性のイラスト

② 種や苗を植える

土を敷き詰めたプランターに苗を植える女性のイラスト

土を敷き詰めたら、種や苗を植えます。移植ゴテを使い、苗がすっぽりと入る程度の穴を掘り、掘った穴にたっぷり水を注ぎ、水が引くのを待ちます。ポットから苗を出し、植え穴に苗を入れ、土を寄せて手で軽く押さえます。最後に苗にたっぷり水やりを行います。風が強い日は、苗が折れないように注意しましょう。

水やりをする女性のイラスト

③ 水やりを行う

水やりをする女性のイラスト

苗の種類に合わせて水やりを行うのが理想ですが、初心者のうちは、毎日1回水やりをするのがおすすめです。但し、水はやり過ぎると根が腐って枯れてしまう恐れがあるため、やり過ぎには注意しましょう。目安は土の表面が乾いたら、鉢底から溢れるくらいたっぷりと水やりを行いましょう。また、花や葉に直接水をあてないようにしましょう。

追肥をする様子を表したイラスト

④ 追肥を行う

追肥をする様子を表したイラスト

追肥とは、野菜の成長度合いに応じて必要な栄養を与えることです。追肥には、液体肥料や化学肥料が手軽で便利です。
肥料を与えるタイミングは、植物の種類や生育スピードによって異なりますが、ほとんどは植え付けから3~4週間後くらいが目安です。

土の手入れをする様子を表したイラスト

⑤ 土の手入れ

土の手入れをする様子を表したイラスト

土に落ちた葉や野菜は、病害虫のえさとなるため、日頃からきれいに掃除しておきましょう。

トマトを収穫する女性のイラスト

⑥ 収穫

トマトを収穫する女性のイラスト

野菜が実って十分な大きさに成長したら収穫しましょう。複数回の収穫がある場合は、茎や葉を傷つけないようにハサミを使うと良いでしょう。

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★ プランター栽培におすすめ!初心者でも育てやすい野菜とは

ミニトマト、ナス、ラディッシュ、リーフレタス、ジャガイモのイラスト

●ミニトマト

家庭菜園といえばミニトマトと言われるほど、人気の野菜です。小ぶりで可愛らしいミニトマトは、栄養満点でサラダに入れたり、お弁当に添えたりして使えます。

●ナス

夏の暑さや湿気にも比較的強く、初心者でも育てやすい野菜です。ナスは水を多く必要とする野菜のため、水やりを頻繁に行う必要があります。

●ラディッシュ

二十日大根とも呼ばれる根野菜で、種を蒔いてから約3週間程度で収穫できます。害虫や病気に強く、真夏と真冬を除いて、1年中栽培できます。

●リーフレタス(サニーレタス)

3~4月と9~10月の年2回植え付けが可能です。小さなプランターでも栽培でき、苗からだと約1カ月で収穫できます。

●ジャガイモ

年2回収穫できる根野菜で、家庭菜園初心者には、育てやすい春に苗を植え付けるのがおすすめです。収穫後、長期間保存できるのも魅力です。

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監修:株式会社ソーシャルサービス

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