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シニア世代のコンタクトレンズデビュー

シニア世代のコンタクトレンズデビュー

シニア世代になると、老眼などで「眼鏡が手放せない」という人が増えてきますが、近年、「メガネが不便」「おしゃれを楽しみたい」などの理由から、50代・60代以降にコンタクトレンズを使い始める人が増えています。また、各社からさまざまな製品が発売されるなど、メガネに頼らない生活を後押しする動きが高まっています。今回は、シニア世代からのコンタクトレンズデビューについてご紹介します。

コンタクトレンズに年齢制限はない

コンタクトレンズに年齢制限がないことを表したイラスト

コンタクトレンズに年齢制限がないことを表したイラスト

意外に思われるかもしれませんが、コンタクトレンズの装用に年齢制限はありません。目の健康状態が良好で、コンタクトレンズの着脱や日々のケアが問題なくできるのであれば、シニア世代になってもコンタクトレンズを装用できます。また、最近は高性能で目に優しいコンタクトレンズも数多く販売されているため、レンズの性能が原因で、コンタクトレンズの装用をやめる人はほとんどいないと言われています。

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コンタクトレンズでおでかけも自由度がアップ!

コンタクトレンズをした女性のイラスト

コンタクトレンズをした女性のイラスト

コンタクトレンズは、フレームレスで眼鏡を常に気にする必要もなく、くっきりと見える視野が広がるため、自由度もアップします。友人との旅行やパーティー、レストランでの食事など、特別な日におしゃれやメイクを楽しんだり、外出時にコンタクトレンズを装用することで、オンオフの切り替えもでき、気持ちを前向きにさせてくれるなど、普段とは違ったさわやかな気持ちも感じられます。

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スポーツや映画なども開放的な視界で楽しめる

テニスを楽しむ男性と女性のイラスト

テニスを楽しむ男性と女性のイラスト

コンタクトレンズは、裸眼と同様に視野が広く、汗によるくもりなどもないため、スポーツの時にも快適です。とくに、動きの激しいスポーツ競技には、ソフトコンタクトレンズを装用すれば、レンズが外れる心配もなく、思い切り体を動かせます。また、コンタクトレンズは小さいフレームの眼鏡と比べると視野が広いため、映画館での映画鑑賞にも最適で、視界いっぱいに広がるダイナミックな映像を楽しむことができます。

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コンタクトレンズの種類について

コンタクトレンズには、大きくわけてハードレンズとソフトレンズがあります。それぞれの種類や特徴を理解して、自分に合ったレンズを選びましょう。

① ハードレンズ

硬いプラスチックでできたコンタクトレンズで、最近では酸素透過性が主流となっています。大きさは約9mmほどで角膜(黒目)よりも少し小さく、乱視の矯正に優れています。

ハードコンタクトレンズを表したイラスト。レンズが角膜より小さい。

ハードコンタクトレンズを表したイラスト。レンズが角膜より小さい。

[特徴]
  • ・ソフトタイプに比べて長時間の装用が可能
  • ・視界がクリアでシャープ
  • ・乱視矯正に優れている
  • ・ソフトタイプと比べると経済的
  • ・洗浄など毎日のケアが必要
  • ・レンズの寿命は約2~3年
② ソフトレンズ

水分を含むと柔らかくなるプラスチックでできたコンタクトレンズで、大きさは約13~14.5mm程度で角膜をすっぽり覆います。柔らかいため装用感の良いことが特徴です。

ソフトコンタクトレンズを表したイラスト。レンズが角膜より大きい。

ソフトコンタクトレンズを表したイラスト。レンズが角膜より大きい。

[特徴]
  • ・レンズが柔らかいため異物感が少ない
  • ・はずれにくいためスポーツを楽しむ時にも安心
  • ・1Dayタイプを除いて洗浄など毎日のケアが必要
  • ・レンズの寿命は約1~1.5年

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コンタクトレンズと眼鏡の違い

コンタクトレンズと眼鏡の違いについて見ていきましょう。

コンタクトレンズをした女性のイラスト

■ コンタクトレンズ

コンタクトレンズをした女性のイラスト

顔の印象:コンタクトレンズを装用しても印象は変わらない

見え方:裸眼と同じように視野も広く、汗や湯気などで曇ることはない

目の病気:目に直接装用するため、間違った使い方をすると目のトラブルの原因になる

お手入れ:1Dayタイプ以外は毎日レンズやケースを洗浄する必要がある

装用時間:所定の時間を守る必要がある

メリット:
  • 1.眼鏡に比べて汚れにくい
  • 2.目の左右差や強い度数にも対応
  • 3.ハードコンタクトレンズは、乱視の矯正力が高い
デメリット:
  • 1.眼鏡よりもコストがかかる
  • 2.定期的な眼科受診が必要
  • 3.正しく装用しないと目のトラブルにつながる可能性がある

眼鏡をかけた女性のイラスト

■ 眼鏡

眼鏡をかけた女性のイラスト

顔の印象:眼鏡をかけると印象は変わる

見え方:フレームの内側しか見えない、度数が強いと物の大きさが異なって見えることがある

目の病気:眼鏡の装用で目に傷がつくことはない

お手入れ:専用のメガネふきで汚れを軽くふき取るだけ

装用時間:制限はない

メリット:
  • 1.簡単に着脱でき、手軽に使える
  • 2.コンタクトレンズに比べてコストが抑えられる
  • 3.目の調子に左右されず着用できる
デメリット:
  • 1.外部からの衝撃で壊れる可能性がある
  • 2.寒暖差や湯気などでレンズが曇る
  • 3.長時間着用していると鼻や耳が痛くなる

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★ 老眼の方には、遠近両用レンズがおすすめ

遠くを見る度数(適用度数)、中間移行部、近くを見る度数

1Dayコンタクトレンズのイラスト

遠くを見る度数(適用度数)、中間移行部、近くを見る度数

1Dayコンタクトレンズのイラスト

近視用や遠視用のレンズで見えづらさを感じる場合は、遠近両用レンズの装用も検討してみましょう。遠近両用レンズなら近くも遠くもほどよく見えるため、老眼があっても快適に過ごせます。ただし、見え方に慣れるまで少し時間がかかる場合もあります。遠近両用レンズを希望する場合は、必ず眼科を受診して使用の可否を判断してもらいましょう。また、「毎日のケアが面倒」という方には、使い終わったら捨てるだけの1Dayタイプがおすすめです。毎日清潔なレンズを使えるので、目のトラブル予防にもつながります。!

視力検査をする女性と看護師のイラスト

視力検査をする女性と看護師のイラスト

コンタクトレンズを購入して使用する際やレンズの種類を変更する際には、目の健康を守るとともに、自分にあったレンズを選んでもらうために必ず眼科での検査・処方を受けましょう。

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監修:株式会社ソーシャルサービス

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