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ホーム>カータンの泣き笑い介護Days>vol.21一人暮らしの母
父が老人ホームに入居できて良かった。
でも、母は実家で一人で暮らすことになった。
母は、認知症。
大丈夫だろうか・・・?
姉と私は、それぞれ実家から
さほど遠くない場所に住んでいる

母のことだった。
認知症の専門医の講演会で、
「認知症の人でも、
周りの人に支えられながら
一人で生活することは可能」
という話を聞いた。

日常生活はヘルパーさんに助けてもらいながら、
どうにかなるようだ

姉と何度も話し合ったけど、最善策はなくて。
「何かあったら・・・・考えよう」
となったんだけど、それは、要らぬ心配だった。
父がホームに入居した翌日に、
母の家へ行くと・・・

まったく、問題なしだった
(笑)。
とはいえ、母は認知症。
想像を超えた行動、反応が・・・
ある日の実家でのこと。

だから、
実家で席を外して何かをするときは、
私は歌う。
「私はここにいますよ」と母にアピールするのだ。

いきなり視界に入った母は、
まるで老婆の霊。
本当に驚かされた。
あるとき、髪を洗ってあげているとき、
娘たちが小さい頃にやっていた
美容師さんごっこを思い出し、
母にもやったみた。

どんなときも、裏切らない母。

父が施設に入り、一人暮らしになった母。
不安になったりするかなと心配したが、まったく問題なかった。父がいなくなっても、母は変わらず、今まで通りの生活を送っていた(笑)