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ホーム>カータンの泣き笑い介護Days>vol.18泣き虫ヒロシと姉のメンタル
両親の介護や手続きは、主に姉が動いてくれていた。
特別養護老人ホームへの正式な入居前、
お試しショートステイをしていた父に
激しいせん妄症状が現れた。
ひとまず、ショートステイの延長は決まったのだが…
父は、夜に大きな声を出すことが
多いらしい。
父との面会後、
職員さんと話をした姉は、
その足で父の
かかりつけの病院へ向かった。
そこで顔馴染みの看護師さんから
声を掛けられた途端・・・
父のことをよく知っている
先生からの言葉にも
・・・涙。
泣きながらも、自分を奮い立たせながら、
薬を届けに再びホームに向かってくれた。
しかし、好転するどころか、
その後もホームからの
電話の回数は増えていった。
せん妄も見られるが、
ほとんどは
「帰りたい」という泣きの電話。
職員さんによると、
帰りたがる人とそうでない人には
違いがあるという。
ケアマネジャーさんにも、
「3ヵ月が目安」と言われたが、
それでも姉の不安は消えなかった。
思い悩む姉に、追い打ちをかけるような
父からの1日2回の泣きの電話。
ここまで来てようやく、私は姉の精神状態
に思い至り、
甘えてしまっていたことを強
く反省した。
そして、電話係を引き継いだ。
姉の言っていた通り、
父は毎回泣きながら
「帰りたい」と訴え続ける。
このままでは、姉の二の舞になる。
ここで、私はひらめいた!
父からの連日の電話に姉はノイローゼ寸前!
「私に任せて!」とバトンタッチしたものの度重なる電話、父の泣き言に私までメンタルがやられそうになった。でも、昼夜問わず、電話を取り次いでくれたホームの職員さん、頭が下がります。どうもありがとうございました。