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ホーム>カータンの泣き笑い介護Days>vol.13父に、どう伝える?
目の見えない父と認知症の母の二人暮らしに
限界を感じた姉と私。
父の老人ホーム入居を真剣に考えなければと、
ケアマネジャーのTさんに相談したところ・・・
要介護3の父が入れる介護付き老人ホームは2つあるとのこと。
2年!?
ケアマネジャーさんの言葉は衝撃だった。「だからこそ、まだ二人で生活できている
今から動きましょう」とアドバイスされた。
まず、特養の申し込みをし、
その間に有料老人ホームを見学し、
良さそうなホームを選んでおくことを
すすめられた。
「どちらかが倒れるなどして、
急いでホームを探すと
妥協せざるをえないことがあるから」なのだそうだ。
さらに、ケアマネさんから大事なことを聞いた。
特養は看取りが可能だが、有料老人ホームは対応していないところもあると教えられた。
そして、特養に申し込んで1 年半…
ついに、その連絡は来た。
そんなふうに興奮する姉とは対照的に、
私は入居が決定した現実に
複雑な気持ちに
なってしまっていた。
ホーム入居のことは姉と二人でさんざん話し合って決めたことだった。
申し込みの書類作成や手続きは姉が全部やってくれた。
その時、姉にはいろんな迷いや葛藤があったはずだ。
それなのに、
つい感傷的になって
無責任な言葉を口にしたことを反省した。
あとは、父の意思確認だ!
さあ、父にどんな風に伝えるか。
そして、
ついにその日が来た。
父に前向きに受けとめてもらえるように、
姉と精一杯、明るく話した。
すると・・・
あまりにもすんなりと、
父は承諾してくれた。
施設への入居を父に伝えるとき、姉と躊躇してしまった一番の理由は、コロナ禍だったからだ。入居したら、次いつ会えるのか見当もつかず、なんだか永遠の別れのようなそんな気がして⋯⋯。父があまりにもすんなり入居を承諾してくれたことも、私たちを複雑な気持ちにさせた。