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ホーム>カータンの泣き笑い介護Days>vol.11 母の手、父の手、姉の思い
子どもが親の面倒を見るのは人間だけ、
なんだそうです。
と思ってはみるものの、
そんな単純には割り切れない。
姉と私は、たまたま実家の近くに住んでいるが、当然なが
ら自分たちの仕事があり、家族がいる。
親はもちろん大切だけど、限られた時間の
中でいろいろケアするのは本当に大変だ。
姉は言う。
そう、うちの親は自分の親の介護をしたことがなく、
うらやましいくらい、やりたいことをやって、
楽しく暮らしていた。
姉の言葉を受けて、私がヒートアップしていると、
姉は静かに母と父との
思い出話をしてくれた。
姉の憧れの気持ちは、よくわかる。
きちんとお手入れし、マニキュアが塗られた母の手は、
確かに本当に美しかった。
姉の父との思い出も、素敵だった
子どもの頃の、親の存在感は本当に大きい。
父だとわかった瞬間の姉のホッとした気持ちを思うと、
胸がジーンとする。
親の面倒なんて見ないで済むなら見ないに越したことはない。私も子供に面倒を見てもらおうなんて思ってもない。でも、だんだんできることが少なくなる親に手を貸してあげるとき、私たちにしてもらったことを思い出す。