認知症の症状 中核症状

認知症の症状は人によって異なり、全く同じ症状はないと言われるほどです。なぜこのような違いが出るのでしょうか?それは記憶障害などの基本的な症状に加え、個人の性格や生活環境、これまでの生活習慣などの影響が複雑に絡み合い、組み合わさって現れるためと言われています。
認知症の症状は、大きく分類すると「中核症状」と「行動・心理症状」と呼ばれる2種類に分類されます。それぞれの症状がどのような原因によって現れているかを知れば、これまで理解が難しかった認知症の行動の理由も分かるようになるかもしれません。

基本的な認知症の症状
中核症状

中核症状とは、認知症の直接の原因である「脳の細胞が壊れること」で起こる症状を指し、認知症の方の多くが抱える症状です。主な中核症状には以下のようなものがあります。

症状① 記憶障害

症状① 記憶障害

記憶が消去される障害です。通常は記憶の一部が薄れていきますが、認知症の方の場合、体験したことそのものの記憶が全部消去されてしまい、記憶が断裂してしまいます。

通常の方の記憶状態

部分的に忘れていくが、残った部分で繋がっているので安心できる。

通常の方の記憶状態

通常の方の記憶状態

認知症の方の記憶状態

忘れることにより完全に断裂してしまう。

認知症の方の記憶状態

認知症の方の記憶状態

認知症の方はこの断裂した部分を補おうとして、何度も同じことを質問したり、場合わせ的な行動をとってしまうのです。

症状② 見当識障害

症状② 見当識障害

日付・時間・場所・人などが認識できなくなり、今自分が置かれている状況や、周囲の身近な人の判別が難しくなります。外出先で今どこにいるのか分らなくなったり、家族を他人と誤って認識する場合もあります。

症状③ 実行機能(計画性,遂行機能)障害

症状③ 実行機能(計画性,遂行機能)障害

脳の障害部分と健康な部分とのアンバランスさによって、混乱が生じます。考えて、判断し、計画・実行する過程でミスが生じ、本人は努力を重ねるのですが、周囲から否定されてしまったりします。

監修:森ノ宮医療大学
教授 横井 賀津志

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