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ホーム>介護のお役立ち情報>暮らしと健康ライブラリ>低栄養にならないために
目次
最近、痩せたと言われたり、元気がなくなったなどと言われませんか。もしかしたら「低栄養」かもしれません。一度チェックしてみて、食生活に気をつけましょう。
5つ以上、チェックがあれば低栄養になる可能性があるかもしれません。
★低栄養は「BMI」や「指輪っかテスト」でもチェック!
BMI(体格指数)の計算してみましょう!
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
高齢者でBMIが20以下の人は低栄養のリスクが高いです。
健康診断を受けたら、体重だけではなく、BMI(体格指数)、血清アルブミン値(栄養状態を評価する目安)に注目しましょう。
指輪っかテストでチェック!
筋肉量が減っているかどうかを簡単にチェックする「指輪っかテスト」にもトライしてみましょう。
低栄養とは、健康な身体を維持するために必要なエネルギーや、たんぱく質が不足することです。
食べる量が減ったり、あっさりしたものを好むようになったり、噛む力や飲み込む力が低下することなどによって起こります。
低栄養になると、次のような症状が起こりやすくなります。
低栄養を防ぐためには、5つの食品をバランスよく食べることが大切です。
▼クリックで画像を拡大 ▼タップで画像を拡大
厚生労働省「食事バランスガイド」より
特に不足するたんぱく質(卵・肉・魚・豆類など)やカルシウム(牛乳、チーズなどの乳製品、桜エビ、厚揚げなど)、食物繊維(ごぼう、小松菜、芋類、海藻類など)、ビタミン類(レバー、緑黄色野菜、しじみ、魚など)を積極的に摂りましょう。
★日本摂食嚥下リハビリテーション学会の学会分類2021、嚥下食ピラミッドと、ユニバーサルデザインフードとスマイルケア食品の関係
嚥下食ピラミッドは、すべての食事を摂食・嚥下の難易度にもとづいた分類で2004年から使われています。また最近では、食に関して、医療・介護・地域の連携が加算対象となり、「日本摂食嚥下リハビリテーション学会」の学会分類2021が中心になってくると考えられます。ユニバーサルデザインフードは、日本介護食品協議会が制定した食品で、高齢者をはじめ、すべての人が食べやすいように配慮されています。また、スマイルケア食品は、農林水産省が制定した介護食で、飲み込みに自信がない人の食べやすさに配慮した食品のことです。その関係性を下に紹介します。
学会分類2021、嚥下食ピラミッドとの関係
▼タップで画像を拡大
スマイルケア食品は、青・黄・赤の3種類があり、食品に表示されています。
ユニバーサルデザインフードの例
主食・主菜・副菜と様々な食事が品揃えされています。
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監修:株式会社ヘルシーオフィス フー
代表取締役 德田 泰子
【管理栄養士・ヘルシーフードプランナー】