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ホーム>介護のお役立ち情報>暮らしと健康ライブラリ>今さら聞けない和食のマナー
冠婚葬祭などでは、和食をいただくことが多いものです。そんな改まった席での和食の食べ方にも、マナーがあることをご存知でしょうか。和の礼法に「共に和していただく」という言葉があるように、和食のテーブルマナーのポイントは、食を共にして楽しむこと。適度な会話をしながら、おいしい和食を楽しみましょう。その基本的な心得にプラスして知っておきたいマナーをマスターし、いざというときに恥ずかしくないようにしておきましょう。
料亭など、少し高級な和食店へ行く際の身だしなみですが、ジーパンやミニスカートはNGです。女性の場合は、座敷で足を崩しても相手に分かりにくいフレアスカートなどがおすすめです。長い髪の毛はまとめ、テーブルや食器を傷つける指輪や長いネックレスは外しましょう。
また、和食は五感で楽しむものなので、料理の香りを邪魔する香水・タバコは控えます。食事の前にはトイレを済ませ、食事中は中座をしないようにしましょう。
■前菜
小さい器であれば、手に持って前菜をいただきます。まずは両手で器を取り、左手に持ち替えます。次に、右手で箸を持ち上げ、左手の薬指と小指の間に箸を挟み、右手をスライドさせて正しく箸を持ちましょう。
■吸い物
お椀を左手で押さえ、蓋を右手で取ります。蓋についたしずくを椀の中に落とし、蓋を上向きにして左手で受け、右手に持ち替えて右奥に置きます。食べ終わったら蓋を元通り椀に戻します。
※吸い物以外でも蓋物は同じです。
■刺身
白身、貝、マグロと、淡白なものから順に食べます。わさびは醤油に溶かさず、お刺身の上に少量のせてから醤油をつけていただきます。こうすることで、わさび本来の風味も楽しむことができます。ツマは大葉に包むと食べやすくなります。
■焼き物
魚の切り身は、箸で一口大に取ります。尾頭つきはヒレをはずし、頭から取り分けます。片側を食べた後、裏返さずに骨を浮かして外し、下の身をいただきます。懐紙やおしぼりを使って、指で骨を外してもOKです。骨などは皿の中央に集めて懐紙をかぶせます。
■煮物
蓋があれば吸い物と同じ要領で取り、一口大に箸で切り分けます。汁があれば、器を持って味わいます。大皿に盛られたものは、手に持たずに一旦小皿などに移します。
■天ぷら
器の手前側に盛られた淡白なものから、奥側の味の濃いものの順にいただきます。
■ご飯、留め椀、香の物
ご飯は左手、右に留め椀、中央の奥に香の物が並びます。ご飯をお代わりするときは、一口だけ残して茶碗を差し出し、箸を置いて待ちましょう。お代わりが運ばれてきたら両手で受け取り、一旦茶碗を置き、改めて持ち直します。受け取った茶碗をそのまま口に運ぶのは「受け食い」といわれタブーです。
■果物(水菓子)
ぶどうなど種があるものは、懐紙に取り出します。みかんの袋は皮に取り出し、最後に懐紙に包みます。
参考サイト:
NPO法人 日本サービスマナー協会
http://www.j-manner.com/table
監修:NPO法人日本サービスマナー協会
マナー講師 河中 寛子