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ホーム>介護のお役立ち情報>暮らしと健康ライブラリ>お孫さんへのスマホの見せ方
移動中や家事で手が離せないときに、子どもにスマホやタブレットを持たせて遊ばせる「スマホ育児」が流行しています。スマホを見せると、それまで泣いていたり、不機嫌だった子どもが大人しくなると、便利に使っている親もいるようです。しかし、スマホは見せたくない情報にふれてしまうリスクや、長時間利用によるネット依存、視力への影響などが心配です。スマホ育児はダメではありませんが、ルールを決めるなど、上手な使い方を考えておきましょう。
パパ・ママと一緒に、お孫さんにどのようにスマホを見せるかなど、子どもとスマホとの付き合い方を考えてみましょう。たとえば、こんなルールが考えられます。
1)一人のときは持たせない
スマホを一人でも持たせていると、不適切な情報にふれてしまう可能性があります。子どもだけでの使用は避け、一緒にいるときに限ってください。また、みんなで楽しめるアプリを活用しましょう。
2)外では、できるだけ見せない
外出先では、お絵かき帳などを持たせる、しりとりや手遊びをするなど、スマホ以外に興味が湧くようにしてあげましょう。
3)時間を決めて利用
スマホは、時間を決めて使いましょう。「5時になれば終わりだよ」「アラームがなったら、おしまいね」などと約束し、守れたらほめてあげましょう。また、時間になると自動で使えなくなる機能もありますので、活用するといいでしょう。
4)寝る前は禁止
スマホの明るい光は、少し刺激が強すぎます。寝る前にはスマホやタブレットを見ると、大人でも気分が高まり眠れなくなるので、見せないようにしましょう。スマホを見せるのではなく、絵本を読んであげる、お話をするなどがいいでしょう。
5)フィルタリング設定
スマホやタブレットを、お孫さんに貸す場合、フィルタリングを設定しパスワードを管理しておきましょう。設定方法が分からなければ、パパ・ママに聞くか、販売店に行って設定してもらいましょう。また、契約の切れた機器を貸す場合にも、フィルタリングを設定し、大人が使っていたアプリは削除してください。動画視聴には、子ども専用アプリを活用するとよいでしょう。
こうして決めたルールを「わが家のスマホのお約束」と大きな紙に書いて、壁に貼り、みんなで守りましょう。たとえば、次のような約束が考えられます。
■「わが家のスマホのお約束」(例)
約束を決めるときに大切なことは、お孫さんも一緒に、具体的に「いつまで」「どのくらい」「どの場所で」なのかを決めましょう。また、約束が守れていることを普段から確認し、守れない約束が出てきたりした場合や、子どもの成長に合わせて見直しましょう。
参考サイト:
内閣府「ネットの危険から子供を守るために」
https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_use/
監修:NPO法人 孫育て・ニッポン
理事長 棒田 明子