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ホーム>介護のお役立ち情報>暮らしと健康ライブラリ>お孫さんと「昔遊び」でコミュニケーション
子どもは遊びを通して、身体の動かし方やコミュニケーションの仕方を学び、創造性や想像力を養います。今の遊びもよいですが、五感を使って楽しむ「昔遊び」を、お孫さんと楽しんでみましょう。「今の子は、古い遊びなんて面白くないのでは…」と心配されるかもしれませんが、昔遊びは多くの人たちが知恵を出し、工夫を重ね改良し続けてきたため、時代が移り変わっても子どもを引きつける魅力があります。ぜひ一緒に遊んであげてください。
何世代にもわたり伝えられてきた「昔遊び」は、楽しいだけではなく子どもが何度もコツコツ練習すればできるようになる能力を身につけることにつながります。代表的な「昔遊び」とその効果を紹介しますので、昔を思い出しながら、お孫さんと一緒に遊んでみてくださいね。
「ぶんぶんごま」
厚紙にたこ糸を通して、両端から引っ張るとクルクル回る、手作りのおもちゃです。手作りすることで、手先が器用になり、集中力アップにもつながります。最初はうまくできなくても練習することで上達するなど、向上心を養うことにもつながります。
「ぽっくり下駄」
空き缶にひもを結んで、下駄を手作りして遊びましょう。集中力や平衡感覚が養えます。
「あやとり」
ひもを使って「橋」や「ほうき」など、さまざまな形を作ってみてください。集中力を養うとともに、手先が器用になります。
「けん玉」
お孫さんと一緒に、どちらが先に成功するかを競ってみましょう。手先だけではなく、ひざの屈伸を使うなど、バランス感覚を養います。
「お手玉」
お手玉を一緒に作り、♪あんたがたどこさ♪などのわらべ歌に合わせて、楽しく歌いながら遊びましょう。リズム感や集中力などを養えます。
「折り紙」
飛行機や、兜などの折り方を教えてあげましょう。創造性や手先の器用さを養えます。ただ紙を折ったり、破いたりするだけでも子どもは夢中になります。
※地域によって、遊び方や呼び方は異なります。
簡単にできる「手遊び」
手遊びは、素朴なわらべ歌に合わせて、手や指を動かしたり、顔の表現も変えたりしながら楽しめます。
「ずいずい ずっころばし」
一人が鬼になり、♪ずいずいずっころばし、ごまみそずい…と歌いながら、握りこぶしの中に指先を入れていきます。指はどこで止まるでしょうか?
「あがりめ・さがりめ」
目を上げ下げして、クルクル変わる表情に、子どもは大喜びです。
「いっぽんばし こちょこちょ」
手のひらや腕の上に、指を滑らせたり、身体をこそばせて遊びます。
「せっせっせのよいよいよい」
お孫さんと向き合って両手をつなぎ、歌いながら両手を振って、つないだ手を交差させます。♪せっせせ・・・の次には、地域によって♪アルプス一万尺、♪おちゃらかホイ、♪茶摘みなどの歌が続きます。
身体を使った遊びは、本当に楽しいですね。いつもとちがう動きや感覚、表情に、子どもたちは大喜びします。おじいちゃん、おばあちゃんにとっても軽い運動になります。
「ギッタンバッコン」
お子さんと手をつないで「ギッタン バッコン」と前後に揺らしながら遊びます。
「こちょこちょ」
脇の下や、胸、お腹などをくすぐると、子どもは大喜びです。
「いないいないばぁ」
顔を手で覆い、何度でも「ばあ~」と言って面白い顔を見せてあげてください。お孫さんが飽きるまで根気よく続けてあげてください。
この他にも、おじいちゃん、おばちゃんが知っている昔遊びは、いろいろありますよね。読み聞かせや、紙製の毬を投げ合うなどでもいいかもしれません。
子育て世代は、新聞を取っていない人が多いので、新聞遊びも今や昔遊びに。お孫さんは大人になっても懐かしい思い出として心に残るでしょう。
参考サイト:
鳥取県 祖父母手帳
https://www.pref.tottori.lg.jp/261094.htm
さいたま市祖父母手帳
https://www.city.saitama.jp/007/002/012/p044368.html
監修:NPO法人 孫育て・ニッポン
理事長 棒田 明子