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はじめてのおうち介護

07

ほとんどの人が知らない!

おむつは「最後の手段」
じゃなかった

「おむつを使う」と聞くと、どうしても
“最後の手段”、“自立の終わり”というイメージを持たれがちです。
でも実は、それはまったくの誤解です。
おむつの導入は、「安心して過ごすための選択肢」。
本人の尊厳を守る前向きなケアの一つなのです。
今回の動画では、“失敗してから”ではなく、
“不安を感じたとき”にこそ始められる
「おむつ導入のタイミング」について、わかりやすくご紹介しています。

1家族が気づけるポイント

日々の暮らしの中で、以下のような様子が見られたら、
何らかのサポートが必要かもしれません。

Check

  • パジャマや寝具に汚れが増えてきた
  • トイレに間に合わないことを恥ずかしがる
  • トイレの回数が増えている
  • 水分を控えるようになっている
  • 部屋に尿のにおいが残るようになった
ヘルスレントからの
アドバイス
こうした“小さなサイン”を見逃さないことが、
導入のきっかけとなります。

2おむつ導入のタイミング

「おむつ=あきらめ」ではなく、「安心を補うためのケア」です。
日中は普段のパンツ、夜間だけおむつを使うなど、 “部分的な導入”で気持ちに配慮することができます。
医師や看護師に相談することで、治療可能なケース(過活動膀胱、便秘など)も見つかります。
服薬や運動、生活習慣の見直しで改善することもあります。

昼自分でトイレへ:安心して眠れる夜
治る可能性のある
「尿失禁」「便失禁」も
  • くしゃみや咳などお腹に力が入った時に尿が漏れてしまう
  • 強い尿意や便意を感じてからトイレまで我慢できずに漏れてしまう
ヘルスレントからの
アドバイス

おむつは「最後の手段」ではありません。

段階的な導入で、本人の気持ちに配慮しながら
すすめることが大切です。

3家族ができるサポート


「トイレへの不安」を見逃さず、本人の尊厳を守りながら、おむつを導入しやすい空気作りを心がけましょう。

おむつ導入前失敗する原因を探る

  1. POINT

    「年だから」とあきらめず
    失敗の原因を探ります。
  2. POINT

    認知症が疑われるときは
    認知症専門医に相談を。
  3. POINT

    排泄リズムを把握し、
    早めにトイレに誘導します。
食べ終わったから ついでにトイレに行っておこうか

おむつを導入しやすい空気作り

  1. POINT

    失敗を責めない、否定しない
  2. POINT

    できること(トイレに座る、拭くなど)は続けられるように。
  3. POINT

    「自分で決める」機会を残す声かけを。
今度の旅行のとき移動時間が長いから試しに使ってみない? それならアリかも...!
ヘルスレントからの
アドバイス

就寝時に失敗が多い場合、「防水シーツ」などを取り入れると家族の負担も軽減されます。

「そろそろ変える?」ではなく、
「夜だけ安心のために使ってみない?」というように、前向きな表現が大切です。

4まとめと行動のきっかけ

おむつは“すべて任せる”ためのものではなく、
“できることを残しながら、安心を補う”ための道具です。
自立と尊厳を守るために、早めの導入を前向きに検討してみましょう。

【監修】

おむつ情報局 管理者 八木 大志