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2023.09.22

股関節痛・膝痛を予防しよう

Vol.42
股関節痛・膝痛を予防しよう

股関節痛・膝痛を予防しよう

監修:関西医療学園専門学校 理学療法学科 教員/理学療法士 熊崎 大輔 先生(Daisuke Kumasaki)

  • 01
    太もも・膝まわりの筋力UPで強い足腰に
    セッティング運動

    • 足を伸ばした状態で座り、
      膝の下に丸めたタオルを入れます
    • タオルを潰すように、太ももに
      力を入れてみましょう
    • 3~5秒、力を入れて抜くを
      10回程度繰り返します
    セッティング運動_01

    Point

    内側広筋を意識しよう!

    内側広筋とは前太ももの内側にある筋肉のこと。
    この筋肉が弱くなると、膝痛が起こりやすくなります。

    Point

  • 02
    硬くなった関節をほぐして可動域UP
    股関節ストレッチ運動

    • 床に座った状態で
      左右の足の裏を合わせます
    • あぐらのような姿勢で股関節を開き、
      膝をできるだけ床に近づけましょう
      (30秒~1分程度キープします)
    股関節ストレッチ運動

    背中を壁にもたれた状態で行うと楽にできます

  • 03
    ハムストリングスを鍛えて関節をなめらかに
    ひざ曲げ運動

    • 椅子などに座りリラックスした
      状態で背筋を伸ばします
    • 片膝を曲げ、できるだけ
      かかとを太ももに近づけましょう
    • ゆっくりと左右10回ずつ繰り返します
    ひざ曲げ運動_01

    痛みを感じる時は無理に曲げず、可能な範囲で行ってください

    立ったまま行う場合は
    • テーブルなどに手をついた状態で
      体を安定させて行いましょう
    • 片足ずつ10回程度繰り返します
    ひざ曲げ運動_02

    Point

    ハムストリングスを意識しよう!

    ハムストリングスとは太ももの裏側にある筋肉で、主に膝や股関節を動かす際に使われます。この筋肉が硬くなると膝が伸びにくくなり、歩行時や階段の昇降時に痛みの原因になります。

    Point

なぜ?加齢によって膝・股関節が痛くなる理由

膝関節や股関節は、荷重関節(歩行する時に体重がかかる関節)のため、加齢によって軟骨がすり減り、変形することがあります。それによって関節の可動域が狭くなったり、痛みが生じたりするのです。変形性関節症になると、痛みから歩行の機会が減少し、家にこもりやすくなるケースも多く、将来の要介護リスクを高める要因にもなります。関節に余計な負担をかけないよう気を付ける、運動習慣をつけるなど早めのケアに努め、歩行機能をできるだけ維持できるようにしましょう。

ながら運動「股関節痛・膝痛を予防しよう」 ながら運動しませんか?ながら運動「股関節痛・膝痛を予防しよう」を動画でダスキンヘルスがご紹介いたします。

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