2024年度調査
「親子で向き合う介護レポート 2024」
ご報告

いつか直面する介護への備えとして、
今から準備することの大切さをご紹介する
調査プロジェクトの第三弾である今回は、
「介護」について親子で話し始めるタイミングや、
働く人の介護について焦点を当て調査しました。
その一部をご紹介します。

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他にも様々な項目の調査を実施しています。
もっと詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。
調査レポートから見えてきた課題に対して
NPO法人となりのかいご 代表理事
 川内 潤さんにお話を伺いました。

INTERVIEW

  1. 川内潤(かわうち・じゅん)
    NPO法人「となりのかいご」代表理事
    1980年生まれ。上智大学文学部社会福祉学科卒業。老人ホーム紹介事業、外資系コンサル会社、在宅・施設介護職員を経て、2008年に市民団体「となりのかいご」設立。2014年にNPO法人化、代表理事に就任。ミッションは「家族を大切に思い一生懸命介護するからこそ虐待してしまうプロセスを断ち切る」こと。誰もが自然に家族の介護に向かうことができる社会の実現を目指し日々奮闘中。監修を手がけた新著「親子共倒れにならない! 親の入院・介護『どうする?』がわかる本」(ナツメ社)が現在発売中。https://www.tonarino-kaigo.org
    介護の視点のずらし方

    あなたの介護は親のため? それとも自分の不安解消のため? 介護マインドを変えるため、“介護は誰のためにするのか”という部分を見直してみてはいかがでしょうか。「親のための介護」とおっしゃる方が多いと思うのですが、自分の不安を解消するために手厚い介護をされている方も中にはいるようです。例えば、脳梗塞で倒れた親御さんの介護をしている方で、起き上がって転ぶことを心配するあまり、「転んだら危ないから」と親御さんが動き回ることを止めてしまう。親としても、子どもに心配はかけたくないので、本当は動きたくても、動かないようにする。親孝行だと思ってやっている“手厚い介護”が、親御さんが何をしたいかという考えではなく、自分の不安を解消するための“リスク管理”になってしまい、親御さんを寝たきりにしてしまうケースもあるのです。

    「目が離せない」のはあなたのマインドが原因? “見ない・知らない”スタンスも必要です 「うちの親は目が離せなくて」とおっしゃる方も多いのですが、目が離せない状態なのではなく、あなたが目を離せないというマインドになってはいないでしょうか?親が転んでけがをした。そんなシーンを見たら、ますます“リスク管理”を強めてしまいます。あなたがどんなに介護を頑張っても、親の老いが改善するわけではありません。それであれば、介護はプロに任せて、普段は“見ない・知らない”というスタンスで、冷静になることも必要です。自分の不安解消のための介護になっているかどうかは、介護が始まってしまうと自分では気付けないものです。介護が始まる前に、“見ない・知らない”というスタンスが家族の関係性を良好に保つこともあるという、そういったスタンスも必要であることを頭に入れておいておくことも大切です。

    「Cool Heads but Warm Hearts」 介護には優しさと冷静さの両方が必要です 「Cool Heads but Warm Hearts」は経済学者の言葉ですが、「心は温かく共感性を持って、でも頭の中は常に冷静に」というのは、介護の極意としても引用される言葉です。日本人は、介護は家族でやるべきだと潜在的に刷り込まれていますが、介護職は自分の家族の介護はやるものじゃないと教わります。「Warm Hearts」に頼る家族だけの介護は本当に難しい。「Cool Heads」のために外部のサービスを利用してみてください。例えば地域の掲示板を見ると、自治体主催の介護予防に関する講座や体験会が開催されています。ちょっとだけ意識を外に向けてみると、頼れる情報がたくさんあります。一人で抱え込まずに「Cool Heads」に頼ってみましょう。

    介護におけるKPIは「良好な家族関係の維持」 家族の価値観で全然違います ビジネスではKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)という言葉をよく使いますが、介護におけるKPIは「良好な家族関係の維持」に尽きます。ですが、どれだけ自分が頑張ったかを重視する人が少なくないのです。KPIの設定を間違うとビジネスが破綻するように、介護もうまくいきません。
    家族にはさまざまな形があり価値観も異なります。介護の方法もこれが正解というものはありません。自分の親子関係を棚卸しして、うちの家族には何が最適なのか見直してみると良いのではないでしょうか。

NEW

INTERVIEW

大切な人の変化に
戸惑ったとき、どうすれば?

福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉企画
「いま、親のいまを知ろう展」ムービー
株式会社Blanket 秋本可愛さん、
写真家・訪問看護師 尾山直子さんに
お話を伺いました。

いま、親のいまを知ろう展。

ダスキンヘルスレントでは
「60歳以上の親を持つ子世代」と
「60歳以上の親世代」の合計2,000人に
「親のいま」について調査を実施。
その結果を発表したポスター展が
「いま、親のいまを知ろう展」です。
展示を見た親子は何を感じ、
どんな会話をしたのでしょうか。
(画像をクリックタップすると拡大表示されます)
ダスキンヘルスレント
とは?
ダスキンヘルスレントは介護用品・福祉用具の
レンタルサービスをご提供しています。

介護でお困りのことがありましたら、
お気軽にご相談ください。

いま、親のいまを知ろう。質問シートを
ためしてみませんか?

親のいまを知るきっかけとなる10の質問を
STEP1からSTEP3までご用意しました。

STEP

何気ない日常から将来のことまで
いまの親を知るきっかけづくりにご活用ください。

10の質問
STEP

「親のいま」を知るために。
いま、できることから始めてみませんか?

親子で試したい9のチェックリスト
老いに向き合う親子コミュニケーションのコツ さしすせそ

ダスキンヘルスレントとは?

ダスキンヘルスレントは、
介護用品や福祉用具のレンタル・販売を行う会社です。
#いま親のいまを知ろう プロジェクトを通して
ご自身や親御さんの介護、老後について
疑問、質問などがございましたらいつでもご相談ください。
ヘルスレントのご紹介動画
ヘルスレントの
ここがすごい!
  • 介護保険が利用できるレンタル商品は約3,100アイテムをご用意。
  • レンタル開始から1週間以内に訪問し正しく利用されているか訪問確認します。
  • 3カ月ごとの定期訪問点検でメンテナンスとご利用者さまに合っているかなどを確認をします。
  • レンタルしたアイテムが合わなければ違う商品に気軽にご変更いただけます。
  • 北海道から沖縄まで、全国180店舗以上展開 ※一部ご対応できない地域もございます。ご了承ください。
ダスキン創業60周年記念

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