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認知症予防のキーポイントは「早期発見」と「経時変化」

認知症予防のキーポイントは「早期発見」と「経時変化」

認知症を予防する方法は、「頭の運動(脳トレ)」「食生活の改善」「身体の運動」「質の良い睡眠」など、さまざまな種類があります。これら認知症予防に効果があると言われていることでも、漠然と実践しているだけでは効果が表れない可能性があります。予防法を実践した後に認知機能の変化を見て、その人にあった予防法なのかを判断し、楽しんでできる方法を選ぶことが大切です。

認知機能を見える化し変化をチェックする

チェック手順:認知症予防を実践したら、認知機能の変化を確認し、継続するか・変更するか判断したうえで、次の認知症予防を行います。

認知症予防のポイントは「やりっぱなし」にせず、認知機能の経時変化を確認することが重要です。認知機能の変化は上の図のような手順で確認し、その人にとって、どのような方法が認知症予防に効果的か、または効果が薄いかを判断するのが「認知機能の見える化」です。「認知機能の見える化」ツールが民間から数多く発売されています。これは一回、測定した数値だけで判断するのではなく、前回からの変化から認知症やMCIを見つけ出すことができるでしょう。

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好きなことを楽しんで続けることが大切

好きなことに取り組めば認知症の予防効果が大きいですが、苦手なことをしても予防効果は期待できません。

好きなことに取り組めば認知症の予防効果が大きいですが、苦手なことをしても予防効果は期待できません。

頭を使うことが好きで運動が苦手なAさんと、身体を動かすことが好きで頭を使うことは苦手なBさんが、「脳トレ」と「ウォーキング」 を半年ごと順番に同じだけ実践してもらいました。
Aさんは脳トレで効果が上がり、Bさんは運動で効果が上がりました。Aさんにとって脳トレは楽しいことなので脳が活性化します。Bさんにとって脳トレは楽しむことができず、逆効果になってしまう場合があります。
また、「テレビやネットで見た」「昔から言われている」という情報を信じて実践されている人も多いと思いますが、自分に合わない認知症予防法は効果が期待できません。効果が表れない場合は、できるだけ早く他の予防法に切り替えることも必要です。そうした判断をするためにも、自分の認知機能の変化をきちんと把握することが重要になってきます。

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★ 経時変化を追い、効果的な予防方法を実践

経時変化(けいじへんか)のグラフ例:みえる化で時間の経過による変化を追うことができます。

上のグラフのように経時変化を見て、認知症予防法を実践しても改善しない場合は、別の方法を検討する選択もあります。 見える化によって効果的な方法が分かれば、その方法を中心に実践していくことで、さらに楽しくなり、認知症予防に対して積極的になれます。その結果、認知機能低下の進行を遅らせたり、発症を防ぐ可能性も出てきます。また、経時変化を適切に見るために同じ機器を使い続ける必要があります。

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監修:一般社団法人 日本認知症予防協会

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