歩行器選びのポイント
歩行補助用具の選定は、ご利用者さまの身体状況によりさまざまです。福祉用具専門相談員にも相談するなどして、適切な商品を選択してください。
身体状況による歩行補助用具の選定の目安
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- 多点支持杖
- 足に十分に力が入れられない場合など、T字杖での歩行が困難な場合に用いられます。手を離しても杖を立たせておくことができ、上からまっすぐについて使用します。敷居や段差のない、平らな室内での使用をおすすめします。
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- ロフストランドクラッチ
- 握力が弱く、杖をつく力が不十分な場合や、杖に体重を多めにかけると安定する場合に用います。肘および肘から手にかけての前腕部を支えます。肘の下に前腕を支持する“カフ”と、手の位置にある握り(グリップ)で体を支える杖です。
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- 松葉杖
- 重い荷重に耐えられる杖で、安定性があるため、骨折などで片足に体重がかけられない場合や、足の筋力が衰えた場合に、脇にはさんで支えて使用します。
歩行器・歩行車
杖や多点杖よりも安定性に優れています。両手で体重を支えることができるため、不安定な方、大きな支持が必要な方が用います。敷居などの段差がない平らな室内での使用をおすすめします。(歩行車には屋外向けのものもあります。)
用具ごとの適応身長
用具ごとに適応身長が異なります。身体に負担のない用具を選んでください。
適応身長は目安です。円背の方などは、グリップ高が一致しないため、福祉用具専門相談員までご相談ください。
適応身長は目安です。円背の方などは、グリップ高が一致しないため、福祉用具専門相談員までご相談ください。
歩行補助用用具 | 適応身長(cm) |
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多点支持杖S | 115~145 |
松葉杖(小) | 129~144 |
ロフストランドクラッチ | 120~180 |
多点支持杖M | 135~165 |
松葉杖(中) | 145~172 |
歩行器・歩行車 | 145~175 |