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介護のいろは 部屋別編 廊下の注意点

部屋別の注意点編介護における廊下での注意点

廊下をとおる車イスの人のイラスト

廊下は居室とトイレ・浴室・洗面をつなぐ空間。1日に何度も通る場所ですので、なによりも転倒防止に配慮しなくてはなりません。

廊下の注意ポイント、スムーズな廊下移動のポイント、廊下の移動をラクにする福祉用具
  • 廊下の注意ポイント
  • スムーズな廊下移動のポイント
  • 廊下の移動をラクにする福祉用具

気になるポイントをクリックすると、詳細がご覧になれます。

廊下の注意ポイント

  • 歩行時のポイント[1]

    数mm単位の段差でも転倒の原因になります。

    数mm単位の段差でも転倒の原因になります。

    転倒防止に欠かせないのは、まず「段差を解消する」こと。ご自宅の廊下と居室のあいだに段差がないか、改めてチェックしてみましょう。ほんの小さな段差でも、すり足気味になるご高齢者には転倒の原因となります。室内で杖、車いす、歩行器を使われている方なら、なおさら注意が必要です。

  • 歩行時のポイント[2]

    長い距離をカバーする連続手すりがオススメです。

    長い距離をカバーする連続手すりがオススメです。

    手すりは歩くときにバランスを保つだけでなく、体重そのものを支えることもでき、転倒予防にとても効果的なものです。 手すりが途切れると先へ進みづらくなるため、廊下には「連続手すり」と呼ばれる長いタイプのものを取り付けるのが理想です。

  • 歩行時のポイント[3]

    足元を明るく照らし、転倒を未然に防ぎます

    足元を明るく照らし、転倒を未然に防ぎます

    廊下を安全に移動するには、足元に障害物がないか目で確認する必要があります。そのため、廊下に暗がりをつくらないように配慮します。とくに夜のトイレに備えて、足元を明るく照らす工夫をしましょう。

  • 車いす時のポイント

    車いすで生活するには75cm以上の廊下幅が必要です。

    車いすで生活するには75cm以上の廊下幅が必要です。

    室内を車いすで移動される方の場合、廊下の幅が暮らしやすさに大きく影響します。一般的に、75cm以上の幅があれば、自走式車いすも介助式車いすも通ることができます。 ただし、廊下に面した部屋に入る際は、部屋の入り口の幅が100〜110cm程度ないと、車いすで入ることができません。廊下幅や入り口幅を変えるにはリフォーム工事が必要ですので、慎重に検討しましょう。

スムーズな廊下移動のポイント

  • 歩行時のポイント

    ご本人の状態に合わせて手すりの高さを調整します。

    ご本人の状態に合わせて手すりの高さを調整します。

    廊下に手すりを設置する際、気をつけたいポイントが「高さ」です。ご本人が手すりに体重をかけて歩く場合は、腕を垂直に下ろしたときの手首の高さにします(杖の合わせ方と同じです)。 バランスをとるために軽く手すりを握る場合は、少し上のおへそあたりの、ひじを曲げてつかみやすい位置にします。

  • 車いす時のポイント

    敷居や扉枠などの低い段差の解消は室内用スロープで。

    敷居や扉枠などの低い段差の解消は室内用スロープで。

    廊下の段差は、居室とのあいだの敷居や扉の枠など1〜2cm程度の高さがほとんどです。こうした段差を解消するために、さまざまな高さ・長さの屋内用スロープがあり、ご自宅の状況に合わせて選ぶことができます。 ただし、こうしたスロープは車いすで通るには便利ですが、杖や歩行器ではうまく乗り越えられないことも。導入の際は、ヘルスレントにご相談ください。

おすすめの介護用品

  • バディーI (L型サイドバー90・丸型ストッパー)

    バディーI (L型サイドバー90・丸型ストッパー)

    立ち座りや移動動作をサポートする垂直型の突っ張り型手すり。

    バディーI (L型サイドバー90・丸型ストッパー)の使い方動画 立ち座り動作をサポートする垂直型手すりです。付属品との組み合わせで、離床動作や歩行動作もサポートします。
  • ダイヤスロープ

    ダイヤスロープ

    ゴム製のすべり止め段差解消スロープです。室内や玄関の段差を解消し、つまづき転倒を防止します。

    車いすもらくらく走行!

    ゴム製のすべり止め段差解消スロープです。室内や玄関の段差を解消し、つまづき転倒を防止します。

廊下の移動をラクにする福祉用具

  • 突っ張り型手すりリフォーム工事不要で、手軽に設置できる連続手すり。

    突っ張り型手すり:リフォーム工事不要で、手軽に設置できる連続手すり。

    床と天井に突っ張る形で縦手すりを2本以上取り付け、そのあいだに横手すりをかけることで、廊下に連続手すりを設置できます。工事が必要なく、症状の変化に合わせて高さ・長さを変えられることもメリットです。

  • フットライト足元を照らして、夜間のトイレをサポート。

    フットライト:足元を照らして、夜間のトイレをサポート。

    廊下の足元を照らすフットライトは、さまざまなものが市販されています。暗くなったときや人が近づくと自動的に点灯するセンサー付きのものが便利です。 コンセントに差し込んで使うタイプがよく見られますが、電池式の据え置きタイプもあります。

  • 六輪車いす室内の移動は小回りが利く六輪車いすで。

    六輪車いす:室内の移動は小回りが利く六輪車いすで。

    車輪が6つある六輪車いすは4輪車いすより駆動輪が前にあるので小回りが利き、狭い曲がり角でも曲がりやすいことが特徴です。室内向けにコンパクトにつくられた六輪車いすもあります。

おすすめの介護用品

  • バディーI (L型サイドバー90・丸型ストッパー)

    バディーI (L型サイドバー90・丸型ストッパー)

    立ち座りや移動動作をサポートする垂直型の突っ張り型手すり。

    バディーI (L型サイドバー90・丸型ストッパー)の使い方動画 立ち座り動作をサポートする垂直型手すりです。付属品との組み合わせで、離床動作や歩行動作もサポートします。
  • 車いす自走式室内タイプ こまわりくん20(低床) KAK20-40B-LO

    車いす自走式室内タイプ こまわりくん20(低床) KAK20-40B-LO

    低床座面で小柄な方でも使える六輪タイプの自走式車椅子。

    車いす自走式室内タイプ こまわりくん20(低床) KAK20-40B-LOの使い方動画 室内で小回りがきく車いす。ひじ掛けがはね上げ式なので、ベッド等からの移乗に便利です。低床座面で小柄な方でも使えます。

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