<疾患別 福祉用具の使い方 TOPに戻る

片麻痺の症状とおすすめ福祉用具

高齢者に多い疾患 その④片麻痺の症状・おすすめ福祉用具のご紹介

片麻痺の症状・おすすめ福祉用具のご紹介

どんな病気?

片麻痺とは、体の片側、右か左かどちらかの半身で麻痺が発生するという症状であり、脳梗塞(のうこうそく)で特に多く見られる症状です。また、脳出血の場合でも発生はするのですが、どちらかというと損傷範囲が限定される、脳梗塞の方に多く見られる症状です。

なぜ起こるの?

原因の多くは脳血管の障害です。突然、片麻痺が発症するならば、まず、脳出血や脳梗塞などを疑います。 突然の激しい頭痛で知られている、くも膜下出血でも時に片麻痺が現れます。
また、徐々に起こる片麻痺には、慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)などがあります。慢性硬膜下血腫は、頭部に外傷(ごく軽いものも含む)を受けて、約1〜3カ月(時に年単位)経過してから現れるもので、中年以上の男性でアルコールをたくさん飲む人に多く見られます。

主な症状は?

【左麻痺(右脳障害)の場合】右脳は情緒や直観を司る→失認・性格変容

脳卒中発生部位 ダメージを受けた脳

神経の交差 神経は交差しており、左脳に損傷がある場合は右麻痺、同様に右脳の場合は左麻痺を発症します。

【右麻痺(左脳障害)の場合】左脳は言語や論理を司る→失語症

右麻痺の場合(左脳の障害) 言葉と関係する脳の障害が起き「失語症」を伴う。

左麻痺の場合(右脳の障害) 病態失認・左半側空間無視・注意障害・身体失認を伴う。

【左麻痺(右脳(うのう)障害)の場合】右脳(うのう)は情緒や直感を司る→失認・性格変容、脳卒中発生部位の場所、神経の交差の場所(神経は交差しており、左脳(さのう)に損傷がある場合右麻痺、同様に右脳(うのう)の場合は左麻痺を発症します)

【右麻痺(左脳(さのう)障害)の場合】左脳(さのう)は言語や論理を司る→失語症、右麻痺の場合(左脳(さのう)の障害)言語と関係する脳の障害が起き「失語症」を伴う。左麻痺の場合(右脳(うのう)の障害)病態失認・左半側空間無視(はんそくくうかんむし)・注意障害・身体失認を伴う。

生活上で起こる不安は?

以下のことに気をつけましょう

片麻痺にならないためには、まず脳梗塞にならないように生活面で気を付けることです。

脳梗塞になりやすい方の特徴は、塩分を摂り過ぎている・喫煙している・暴飲暴食の習慣があるなどで、これらの生活習慣を改善することで、脳梗塞を予防することができます。

まずは、食生活を見直し、適度な運動を取り入れましょう。

ワンポイントコラム

損なわれた機能をリハビリで
取り戻しましょう

お医者さんのイラスト

片麻痺の方の多くは、日常生活動作や歩行、会話が以前より難しくなります。

しかし、脳のほかの部位が損傷した部位の役割を代行する能力があることが明らかになっています。損なわれた機能を取り戻し、生活障害を克服するための訓練(リハビリテーション)をすれば、自立した質の高い生活が期待できます。

監修
高齢者生活福祉研究所
理学療法士 加島 守

「参考になった!」
と思ったら共有しよう☆彡

その他の読み物一覧

登録無料 メルマガ登録で 介護の知識/介護用品/脳トレ・運動など 介護に役立つ情報をゲット! 無料会員登録はこちら

気になる言葉で記事を検索気になる言葉で記事を検索
今月よく読まれている記事今月よく読まれている記事
    タグ一覧タグ一覧

      登録無料 メルマガ登録で 介護の知識/介護用品/脳トレ・運動など 介護に役立つ情報をゲット! 無料会員登録はこちら

      介護のお役立ち情報
      • おでかけに便利なアイテム特集
      • 介護のお役立ち情報
      • 役立つコラムを連載中!暮らしと健康ライブラリ
      • 介護初心者必読!介護のいろは
      • 疾患別福祉用具の使い方
      • お悩みに応える介護用品のご紹介
      • 脳のトレーニングにチャレンジ
      • ながら運動
      • ヘルスレント通信
      • ケアマネジャーさんへの最新情報
      • 動画ムービー
      メルマガ
      • 会員登録
      • ログイン

      このページのトップへ